2010.11.30

自然災害から、壁の悪戯被害にも適用☆ 知っておこう!火災保険の有利な掛け方

 火災保険と一口に言いますが、火事による出火や貰い火のほか、落雷や雪害、水害などの自然災害、盗難や家屋の破損、壁などの悪戯被害にも適用されます。請求しないと保険金はもらえません。先ずはご自分の保険証書をもう一度確認してください。

 そして、2010年1月から法律が変わり、建築構造の区分が6区分から3区分へ、火災総合保険化、自己負担額の導入など、わかりやすくなりましたが、水害が多かったための赤字対策とも言われ、多くの人が実質値上げになりました。この新しくなった火災保険の掛け金を上げずに継続加入する方法を説明しましょう。


最初の考え方

家を新築するとほとんどの人が銀行や公庫でローンを組みます。その際に強制的に火災保険や団体生命保険に加入させられます。

もしも火事になった時にもう一度家を建てられる位の保険に入っておかなくては安心できません。このため現在の時価額(現在の価値)ではなく、火事で全焼した時に必要な保険金はいくらかを考えます。

ただ、家が木造、鉄骨木造、鉄筋コンクリートではそれぞれ保険金が違います。法律の改正でツーバイフォーや鉄骨構造以外の木造は以前より保険金額が増えてしまいました。ですが、金額を上げない方法もあります。

再調達価格を調整する

ローン終了後で20年~30年住んでいる場合、当然評価額は下がっています。ですが現在の時価額で保険に入ったのでは新築の家は建ちません。最低でも1000万円以上の金額で、小さな家が建つ位の受取額(保険会社から支払われる額)にしておかなくては安心できません。

もちろん、受取額を多くしようとすれば1年の支払額は高くなります。建てた時に2000万円なら、受取額はその60%程度(1200万円位)が妥当でしょう。

その際、受取額を1200万円のままにして、再調達価格(失ったものと同等のものをまた購入しようとした時に必要な額)を2000万円よりもっと下げてしまえば保険料は安くなります。

今ではこの「再調達価格」自由に設定できますから、補償額を変えずに再調達価格を下げ、保険料が値上げにならないよう保険屋さんに交渉してみましょう。

担当の営業マンは裁量で、30%の幅で評価を上下できますから交渉の価値は有ります。うまくいけば、今までの保険料より安くなるかもしれませんよ。

補償の内容を確認

基本的な補償の内容は「火災」「落雷」「破裂・爆発」「風災・雹災・雪災」に、場所によってオプションで「水害」が入ります。契約プランの中には水害の心配ないところもあるので、選べます。保険料は全国一律でなく台風など災害の確立が高いところだと高くなります。

このほかにもオプションで、「自動車の飛び込み」、「水道管からの漏水」などによる損害、集団などによる「暴力や破壊行為」、「泥棒などの盗難」による損害にも対応します。
これらのサービスは保険料の差は多少あってもどこの保険会社でも同じように対応しています。これらのことを知っておくことも保険を有効に使う手の一つです。

ですが、延べ床面積100平方㍍以下の家でも建物のオプション付きフル補償にすると年間2・5万円から3万円なります。さらに家財や地震保険に入るともっと高額になります。

生命保険や医療保険ほど身近でなく、自動車保険と同様に1年間の掛け捨ての保険ですから、上記の基本的な4つの補償を押さえ、他の補償(オプション)はなるべく省いて年間1万5000円前後にするのが得策でしょう。

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