2010.12.03

新築マンション選び 「高い大手」か「安い中小」の売主で迷ったときの考え方

最寄り駅が同じ二つのマンションで価格差がおよそ300万円程度。一方は、売主、施工会社ともに大手。もう一方は、安いけど売主が無名で施工業者も中小ゼネコン。このような場合、どう判断したらいいでしょうか。実際によくあるケースです。


価格差は予定額の何%か

標題の例は300万円ですが、この差をどう感じるかは人さまざまです。

ただ、検討物件の価格によりますが、差額の300万円は、5,000万円なら6%に相当します。これは、中古マンションの仲介手数料と同じです。3,000万円の場合なら10%に相当しますが、新築マンションが10%の値引きで販売されることはよくあります。

つまり、300万円というのは値下げなどで簡単に動く程度の額なので、分譲マンションの場合、問題にするほどの金額ではないと言えます。

ローン返済だと月額はいくらの差か

さらに価格差を実感しやすくするには、ローン返済の場合、月々の支払いにはいくらの差があるかを把握すると良いでしょう。おそらくさらに小さい差だと感じるのではないでしょうか。低金利の今なら、ないに等しい差かもしれません。

有名業者のセールスポイントは

アフターサービスがどれだけしっかりしているか。万一の場合の対応は?こうした点に関し、大手業者の方が安心していられるのは事実でしょう。価格の高さは、安心料みたいなものという考え方もできます。

特に家族住まいで僅かな価格差なら、安心度が高い大手業者の方が良いかもしれません。

無名業者のセールスポイントは

無名業者は、大手業者に負けまいとして価格を抑えたり、プランに工夫を凝らしたりします。間取りの良さが無名業者のセールスポイントであることもよくあります。

また、「あちらとはどこが違ってどこが良いのか」を直接尋ねてみても良いでしょう。

おわりに

要するに、「高い大手」か「安い中小」という価格と業者の規模だけでなく、他のメリットを探すことで様々な角度から比較してみるのです。


また、売主が有名業者か無名業者かという要素を除いて、価格が高くても、その買い物に大いに無理がある場合を除けば、それだけの快適に生活するためのものが備わっている場合が多いものです。

反対に、安くても本当にお買い得なのかどうか(価格以上の快適が得られるかどうか)は、そこで生活し始めた後にならないとわかりません。

わずかな価格差と快適さの差、どちらを選ぶのか。また、それに他のメリットを合わせて比較するとどうなるでしょうか。時間をかけて選ぶことが後悔しないマンション選びに繋がることでしょう。

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