2015.03.14PR
朝、エッチしたくなる私はヘン?「いつするか」から深める関係
セックスは普通、夜、ベッドでするものだと私たちは考えがち。
でも、本当にいかなる時も夜、ベッドでしたいと考えるのでしょうか。「そういうものだ」と思っているだけなのかもしれません。
「私は彼の部屋に泊まると、夜はそのまま眠っちゃうんです。だいたい、お腹はいっぱいだし少し酔ってるし。だからゆっくり眠る。
でも、朝になるとすごくエッチな気分になって……。だから彼に、『ねえねえ』と抱きつくんですが、彼は『朝からするなんてヘンだよ』って冷たいんです。
明るいうちからそんな気分になれないということもあって。私がヘンなのでしょうか」(23歳/不動産)
彼女の言うことも一理あるような気がしますが、みなさんはどう考えますか?
1.朝したほうがいいという説も
夜は、1日仕事をしたり外出したりで、多くの人が疲れています。疲れたときに、夜だからとセックスするより、ゆっくり寝て、朝元気なときにしたほうがいいという説があります。
朝は、男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが充実しているから。さらに、朝にセックスすることで、1日の活力を得られるとか。
つまり、朝にセックスしたいという気持ちがわき起こるのは、決してヘンではないのです。
2.「どうして朝じゃだめなの?」と彼に問いかけてみよう
彼の頭の中には、「セックスは夜、ベッドでするもの」という思い込みがあるのでしょう。
でも、そんなこと誰が決めたのか。誰も決めていませんよね。他人に迷惑をかけたり犯罪になるような場所でしない限り、ふたりがいつ、どこでセックスしたっていいはずです。
「どうして朝したいと思うとヘンなの?」
彼に聞いてみましょう。
「だってセックスって夜するものでしょ」
「どうして?」
そうやって話していくことで、「ふたりがしたいときにするのが一番いい」とわかり、「じゃあ、ふたりはいつしたいと思うのか」など、どんどん話が広がっていきます。
3.価値観が変わっていく楽しさ
恋愛の醍醐味のひとつは、自分の価値観が崩されること、そして新しい価値観が出来上がることではないでしょうか。
セックスは夜するものだと思い込んでいる彼が、「あ、そうか。別にいつしてもいいんだ」と思えば、彼の価値観は広がります。
そしておそらく、彼は「朝したっていいんじゃない?」と自由な考えをもつあなたを「おもしろいな」と感じるはず。
お互いに、自分になかった価値観を知っていく。それが積み重なって、ふたりならではの価値観ができ、関係が強くなっていくのではないでしょうか。
4.ゆるかやかな関係を目指そう
セックス絡みのことについては、「話し合い」は意味がないと言う人がいます。「お互いに気まずくなるだけだ」と。でも、話さなければ理解は深まりません。
「お互いに正面切って、さあ、話し合いましょうという形にするからいけないんだと思いますよ。
私も彼のところに泊まって、夜エッチしたけど、朝もしたくなることがある。そういうときはもぞもぞとスキンシップして……。『またしたいのー?』と言われても『いつでもしたいー、だって好きなんだもん』と冗談ぽく言います。
彼も朝からするのはどうかなと最初は思ってたみたいだけど、今では週末だと昼間だってしちゃいます。したいときが気持ちいいときだから」(24歳/アルバイト)
こんな風に、ゆるやかにお互いの欲望や気持ちを伝えていけたら、とても素敵なことではないでしょうか。
おわりに
セックスしたい時期と回数が、お互いにあまりに違うと関係はうまくいかなくなります。片方が1ヶ月に1回でいい、もう片方は毎日でもいいとなると不満を抱くのは当たり前。
ですから、常にふたりの間では通常の会話のようにセックスの話もできるのが理想的。何年付き合っても、お互いを解り合う努力を怠らないことが大事なのかもしれません。
(亀山 早苗/ハウコレ)