2010.12.09

テーブルマナー パーティーにお呼ばれした時のパンの食べ方

 レストランでの食事は、自宅とは違い、多くの人の目があります。周囲を不快にさせないパンの食べ方を覚えましょう。


食器の説明-パン皿とバターナイフ

 自分から見て、左奥にパン皿とバターナイフが置いてあります。バターナイフはバターの塊を切り分けたり、パンにバターを塗ったりするのに使います。
パン皿が無い場合は、テーブルクロスに直接パンを置いても構いません。
           

食器の説明-バタースプレッダー

 パンにバターを塗る食器です。私たちが普段、バターナイフと呼んでいるものの多くはこれです。

           

食器の説明-バタークーラー

 日本のホテルディナーの多くはバターを取りやすい大きさにして、バタークーラーに入れてあります。この場合、バターナイフは使わず、添えてあるフォークなどで自分のパン皿の端に置きます。

           

パンが運ばれてきたら

 パンはカゴなどに入れられ運ばれてきます。その中から好みのものを、一つか二つ選びます。

 通常、ウエイターがトング等でパン皿に置いてくれますが、自分で取る時は、左手を使うのがエレガントです。配膳は左側から行われますので、右手で取ると体をねじることになり、不恰好です。
           

前菜が出てくるまで待とう

 前菜前にパンが運ばれてきても、前菜が出されるまで待ちます。すぐに口にするのは、無作法です。スープの後に出てくる場合は、食べても構いません。
 デザートが出てくる前までに、食べ終えましょう。
          

パン皿のバターにこすりつけない

 パン皿のバターにパンをこすりつけるのは、マナー違反です。必ずバターナイフかバタースプレッダーを使います。使い終わったバターナイフ等は、刃先を自分の方に向け、パン皿に置きます。
           

食べるたびにちぎって食べよう

 必ず食べやすい大きさにちぎってから、バターを塗ります。残りのパンは、パン皿に戻してください。一度に細かくちぎるのはマナー違反です。その都度、ちぎります。パンはバターナイフで切ってはいけません。
 まるかじりは、当然マナー違反です。

スープにつけてはいけません

 パンをスープにひたして食べるのは、マナー違反です。フランス料理では特に嫌われる行為です。飲み終わった後、お皿を拭うのもNG。
          


基本的に西洋料理のお皿は持ってはいけませんが、スープ皿に限っては、残り少なくなってきたら、手で支えて斜めに傾けても結構です。

ソースにつけるのはマナー違反ギリギリ

 料理のソースが美味しかったのでパンで拭う、これはマナー違反ギリギリです。フランス料理では、ちぎったパンをフォークで軽く刺して拭うのはOKです。親しい人との食事のみ許される食べ方です。イギリス式テーブルマナーではアウトです。

おかわりはOK!

 パンはおかわりが出来ます。パン皿が空になった時点で、ウエイターが持ってきてくれます。食べられる分だけ、パン皿に。持ってきてくれなくても、一声掛ければ運んでもらえます。

パンくずはそのままに

 ディナーで出されるパンは固めなのでパンくずが出やすいのですが、手で集めたり、床に落としたりしてはいけません。デザートの前にダストパン(パンくずを掃き集めてくれるサービス)があります。
それまで待てないようでしたら、ウエイターに頼んで綺麗にしてもらいましょう。


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