2015.04.08

占星術をもっと深く知ろう!~水星・火星・木星・土星編~



 西洋占星術では、10の天体「月、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星」の動きから運勢を読み解きます。「天体」と聞くと、「占い」よりも「天文学」を思い浮かべる人も多いでしょう。今は「占星学」として区別されている星占いですが、実は遠い昔、天文学から生まれたのです。
 天文学的な天体の特徴と、占星術的な天体の象徴の興味深い結びつきを、3回に渡ってご紹介します。

水星

 太陽の周りを88日で1周する水星は、他の星よりも速いスピードで、変速しながら楕円を描いて太陽の周りを移動します。フットワークや俊敏さ、頭の回転の速さ、乗り物移動など、占星術においても速度に関する象徴と結び付けられているのは興味深いでしょう。
頭の回転から連想される機転や頓智、会話なども水星の象徴です。また、水星が逆行(しているように見える)するときは、話の食い違いや勘違い、乗り物の遅延などが起こりやすいと言われています。水星の動きの速さは神経とも結び付けられますが、神経質な人が気が休まらない状態で行動している様子にも似ているでしょう。

火星

 火星は、その名の如く赤い星です。火のように赤い火星には、炎やエネルギーのイメージがありますが、代表的な象徴にも、火とエネルギー、戦いなどが含まれています。自ら発する力という意味から、行動力や勢いとも結び付けられ、男性的なパワーと男性性の象徴でもあります。
一方、過去には火星にも水があり、四季が訪れる惑星であることがわかったそうです。バイタリティーや精神力などのパワーには波があり、行動にムラが出てしまうこともありますが、力の強弱や加減は、火星に四季があることで説明がついてしまうのかもしれません。

木星

 遠い昔から「希望の星」と呼ばれてきた木星は、10天体の中でも最も大きな惑星で、地球の10倍以上の大きさがあり、太陽の1.5~2倍の熱が内部から放射されているそうです。莫大なエネルギーとスケールは、木星が象徴する偉大さや拡大にマッチしています。無限に広がるイメージは、挑戦とチャンス、可能性、夢や希望などにも結び付けられ、幸運の星として君臨したのでしょう。木星にはリングがあり、オーロラも発生するそうです。地球をおよそ12年で一周する木星は、1年に1星座を進行し、木星が位置する星座には、12年に1度の幸運期が訪れると言われています。

土星

 10天体の中で最も美しいリングを持つ土星には、雲の渦とオーロラがあります。地球を約29年で一周する土星は、人間が成長する上でのターニングポイントとなるおよそ7年の周期を与えることから、試練や制限などの過酷なニュアンスを象徴します。
土星の節目をクリアすれば、その後の幸運はより大きなものになると言われていますが、雲の渦が「試練」、オーロラは「一縷の光」、美しいリングは「苦労を乗り越えた人の成功と喜び」と受け取ることもできるでしょう。じっくり時間をかけながら一歩ずつ歩みを進めて行く苦労と、その積み重ねの努力の結果が土星の象徴なのです。

おわりに

 占い師も含め、星占いを少しでもかじったことのある人たちは、「○○星が△△だからこうなんだ」という言い方をしますが、その背景には、こうした星の象徴があるのです。次回は、天王星、海王星、冥王星をご紹介します。お楽しみに!

(LUA/ハウコレ)
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