2010.12.14

マンションでもできる!お正月飾りのかざり方とお片付け

結婚や独立をして、初めて迎えるお正月。実家では当たり前のようにやっていたお正月飾り、実はちゃんと知らないことが多いですよね。ここでは、その意味と、マンションなどでも手軽にできる略式のお正月飾りについてご説明します。


お正月飾りの意味

家々の祖先にあたる歳徳神(としとくじん)様をお迎えし、一年の豊作と幸運、健康を願うのがお正月の行事です。歳神様、正月様、とも呼ばれます。

門松

歳神様をお迎えする目印となる、お正月飾りで一番重要となるものです。略式では、松の小枝に白い紙をかけ水引をつけた雄松・雌松を対で門柱に取り付けます。外から見て左側に雄松・右側に雌松を飾ります。

もっと簡単に門松が印刷されたものや、可愛い小さな置物も多く売られていますが、つまりは、2つ必要ということです。
                     

しめ縄

昨年の不浄を払い、家を清めるもので、神社などでよく見かけるものと意味は同じです。うらじろ(長寿)・葉つきのだいだい(繁栄)・ゆずり葉(家系が絶えない)などの縁起物をあしらわれています。玄関の正面や、マンションのドアの正面に飾ります。

輪飾りはしめ縄を簡略化したもので、台所などの家の要所要所に飾り、昔は家を囲んでいましたが、今は気持ちを込めて必要と感じたところに飾る、というものでよいでしょう。

最近はフラワーアレンジメントで可愛くハイセンスなものも多く売られています。
                           

鏡餅

歳神様へのお供え物です。鏡餅の飾り方は地方によって違うので、どれが正しいというわけではありませんが、標準では、三方に半紙を置き、ゆずり葉やうらじろを左右において、真中に大小一組の鏡餅を据えます。その上に昆布やだいだいの実、ミカンや伊勢エビなど縁起物をのせます。

一般の家庭では、半紙に鏡餅を置き、みかんを乗せるだけ、という形でも十分です。
                           

飾る時期

お正月の飾りは、年末の大掃除を終わらせた後、12月13日~28日の間に準備をし、飾ります。

29日は「苦」を連想させ、「苦待ち」「苦立て」と呼ばれて縁起が悪いとされます。また、31日は、「一夜飾り」で歳神様に失礼であることや、お葬式が「一夜飾り」であることから避けられます。

29、31日の両日を避けること、間に合わなければ30日でも良いのですが、やはり縁起物ですし、旧暦で30日は大晦日に当たるため、ここは28日までに飾って、気持ちよくお正月を待ちたいところですね。

つまり、それまでに大掃除も済ませなければならないところ。一年の終わりの3日をゆっくり過ごすためにも、頑張りましょう。(年末の大掃除の仕方

片づける時期

お正月飾りを飾るのは、歳神様のいらっしゃる1月7日までです。「松の内」と呼ばれ、昔は15日まででしたが、現在は7日とされています。地方によって4日、10日、15日のところがありますので、ご実家で確認してみてくださいね。

この7日までに年始回りをし、7日に正月飾りをすべて片づけます。鏡餅は、鏡開きの11日まで飾っておいてもよいとされます。小さくする際は、神様に供えたものなので、包丁で切らず、木槌などで割りましょう。(鏡開きの方法

神社やお寺では、門松やしめ縄を焼く「どんど焼き」が行われます。多くは1月中旬、15日の小正月に行われます。その日を逃しても納めることはできますので、ごみに出さず、納めるようにしたいですね。

なかなか納めにいけない、というときは、新聞紙や半紙などにお飾りを置き、お塩を「左・右・左」とかけ、お清めをしてから、普段の生活ゴミとは別にしてだしましょう。来年のお正月を気持ちよく迎えるために、気負わずに是非飾ってみてくださいね。
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