2010.12.16

そのマンション大丈夫ですか?大幅なリフォームを考えてる方必見!リフォームしやすいマンションの見分け方

家族数の増減・成長などから間取り変更が必要になる場合があります。リフォームも、壁紙を張り替える程度ならいいですが、間取り変更まで踏み込みたいというとき、それが困難なものがあります。その見分け方を知っておきましょう。


5階建て以下の低層マンションに注意

低層のマンションには、しばしば図のような壁式構造のものがあります。この場合、コンクリート壁が室内の要所要所にあり、その壁を移動したり撤去したりできません。壁式構造は構造を支える柱の役割を壁が兼ねています。

そのために、間取りまで変更したいというリフォームは、かなり制限される可能性があります。壁の部分が多く、間仕切り壁の一部も木造でなくコンクリートになっているため、極端な変更はできないのです。

               

ラーメン構造でも竪管(たてかん)は固定

殆どのマンションは、ラーメン構造(独語。柱と梁で支えるもの)になっています。

これなら壁式構造よりは自由度が高くなりますが、排水管の位置にも左右されます。各階共通の排水管(竪管。建物を上下に貫通するパイプ)は、動かすことができません。必然的にその周辺は動かすことが困難です。

                

水回りは竪管の近く

竪管につなぐ室内の横引き管は一定の勾配(傾き)がなければ、水は流れませんから、当然、竪管の近くに配置する必要があります。距離が長ければ長いほど、床を上げる必要があり、天井の低い空間になってしまいます。

また、排水管は最初から各設備の傍に配置設計されているはずです。ここでの各設備とは、トイレやキッチン、風呂、洗面台、洗濯機など、水回りのことです。

これらは排水竪管から大きく位置を変える変更はできません。特にトイレは、横引きを最小限の距離にすることが求められますので、向きは変えられても、位置の変更は不可能と考えましょう。

間取り図を見てみよう

マンションは、水回りの大幅な位置変更はできないという前提を置く必要があります。ということは、例えば二つの部屋を将来一つにしたいというとき、間にトイレが配置されているような間取りの場合、それができないということになります。
            

ここ(赤丸の箇所です)にトイレがあるため、間取り変更の制約が大きい。


反対に、間仕切りがしやすいのは次のようなタイプです。
              


水回りがここに集中しているので間取り変更に柔軟性がある

初めから床下の深い設計マンションもある

将来の間仕切り変更がしやすいようにと、床下を深くしたものもあります。そのことによって、排水管から距離が遠くなっても流し台や浴室などを移動させることが可能になるというものです。

ただ、それにはコストもかかるのであまり例が多くないのが実情です。このタイプを見つけることができたらラッキーでしょう。

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