2015.05.01

その症状、貧血かも?鉄分不足を避けたい理由



階段をのぼる時にいつも頭がクラクラする、常に疲れを感じる…これは、女性に多い「貧血」の症状です。
また、手足がすぐに冷えたり、爪が柔らかく、抜け毛が気になるといった症状も、貧血が原因となっていることが多いものです。
今回は、そんな女性が悩まされがちな「貧血」についてご紹介します。

「鉄分」不足は何故いけない?

貧血の原因は、よく知られているように、「鉄分」不足です。鉄分は、ミネラル成分の一種で、成分表には「Fe」と表示されています。最近では、美肌キープのためにビタミンをたっぷりとることで頭が一杯で、うっかり「鉄分」に気遣うことを忘れてしまう人も多いようです。
アメリカの「National Institutes of Health」の科学コンサルタント、ポール・トーマス氏は、「鉄分の役割は、身体中にスムーズに酸素を運ぶことにある」と述べています。また、鉄分不足について、以下のように説明しています。
「鉄分は、ヘモグロビンの重要な構成要素です。ヘモグロビンは、赤血球中の物質で、肺から全身へと酸素を運んでいきます。このヘモグロビンは、体内の鉄分の3分の2をも占めているため、鉄分が不足していると、酸素を運ぶための赤血球を正常に作ることができないのです。」
つまり、鉄分が不足していると、体に必要な酸素が十分にまわらなくなってしまうため、すぐに息切れをしたり、疲れやすくなってしまったりするのです。

疲れやすいだけではない。「貧血」を避けたい理由

鉄分不足によって起こる欠点は、疲れやすくなることだけではありません。こうして慢性的に疲れていることで、感染症と戦う免疫システムに指令を出している『脳機能』にも影響があるそうです。だから、鉄分が不足している人は、すぐに風邪をひきやすかったり、感染症にかかりやすくなる傾向があるようです。
また、鉄分が不足気味の妊婦さんについては、「早産になりやすく、赤ちゃんが低体重で生まれてしまう可能性」をも指摘されています。
さらに鉄分は、健康的な細胞、皮膚、髪、爪を維持するためにもとても重要な役割を果たします。つまり、美容にも欠かせない成分なのです。

1日に必要な鉄分はどのくらい?

1日に必要な鉄分は、その人の性別、年齢、健康状態に左右されます。「1日に必要な鉄分は、4歳から8歳までは10mg、9歳から13歳までは8mg」と、意外なことに、乳幼児はより多くの鉄が必要だそう。また、特に女性は思春期以降、19歳から50歳までは、1日18mgの鉄分を常に必要とします。これは、毎月の生理に関係しています。

鉄分はどう補う?

豆類やドライフルーツ、赤みの肉、栄養分が補強されているシリアルなどから補うことができます。また、パセリ、たまごの卵黄、油揚げ、鮎、しじみ、納豆にも鉄分が含まれています。ただ、貧血の症状がひどい人は、サプリメントに頼ったり、お医者さんのアドバイスを求めるのが賢明です。

おわりに

常に疲労感を抱えているならば、その原因は鉄分不足にあるかもしれません。特に、ドライフルーツは、キューブ状のものをヨーグルトにパラパラと混ぜるだけで、朝から手軽に頂けます。楽しく毎日を送るためには、まずは疲労感から撃退していきましょう。

<参考>

(Mao/ハウコレ)
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