2010.12.24

クレームは無意味なのでご注意を・・・ガッカリは未然に防ぐ!新築マンション モデルルームと実物のギャップに失望しない方法

マンション販売は、工事中に販売を始める、いわゆる青田売りが一般的です。
その場合、購入者は実物を見ないで決めますが、そのことが完成後の「こんなはずではなかった」の失望を生むことがあります。

では、注意すべき点は、どこでしょうか。


青田売りが多い理由

事業者としては、早く販売のメドを立ててしまいたいので、青田売りするのです。完成してから売るのは、モデルルームの建設予算が捻出しにくい小型マンションの場合くらいです。

マンションは未完成の中、モデルルームだけで契約してもらうというのが慣習になりました。大きなトラブルもなく、業界全体が「青田売り」を常態化させて来たのです。

青田売りがもたらす問題

「モデルルームと購入した部屋があまりにも違う」と購入者をしばしば失望させます。購入する部屋とモデルルームが、たまたま同じタイプになっていたらまだ良いですが、そうでないことが多く、どうしても失望感が生まれがちです。

例えば、殆ど原型(標準仕様)が分からないように間仕切りを変更し、仕上げ材をグレードの高いものに変え、設備にもオプションを加えて、わざと豪華に見せるものもあります。更に、家具やインテリアによる演出がいっそうそれを際立たせます。
実際に完成した部屋に入ると、ショックで、「個室がこんなに狭いかったとは。本当に〇畳ありますか」などの感想が漏れます。

モデルルームは化粧を取ったらまるで別人だったというくらいに、厚化粧した役者のようなもの。そう意識することが一つの対策なのです。

クレームを付けても無償解約はできない

モデルルームには、「このシールはオプション品です」、「家具は販売価格には含まれません」などと、注意を促すプレートがどこかに掲示されています。しかし、買い手は不慣れです。言葉だけで「本当(標準仕様)はこちら」と言われても、グレードアップした方だけを見せられたら、それを記憶します。

完成した本当の部屋を見た瞬間、詐欺だと怒りたくなりますが、「想像していたものと違う」などとクレームをつけても、売り手は涼しい顔です。

なぜなら、ほとんどの問題は図面の上にきちんと表示してあるからです。重要事項説明書にも、「図面をよく確認してからお申込み下さい」と記載してあります。よく確認しなかった買い手が悪いということになってしまうのです。

図面の読み込みと家具なし別物件の見学

平面図とモデルルームを睨みながら、自分の部屋はどうなるだろう、ここからオプション品や家具をはぎ取ったらどうなるだろう。これを想像することでギャップを感じないようにしていきます。

また、おススメなのが、売主が同じで、家具も何も置いていない部屋の見学です。当然、別のマンションになりますが、完成済みの販売物件を探して見に行きます。

大抵、完成済みマンションには、本体内のモデルルームが用意されているので、それと同一タイプの未販売住戸があれば、素のままで見学できます。その比較をしてみましょう。違いが発見できるはずです。

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