2015.05.13

気をつけて!「超低カロリーダイエット」が招く悲劇とは?

ダイエットには、いいものと悪いものとがあります。いいものは、栄養分をバランス良くきちんと摂れていて、持続できるもの。健康的なボディなのに、スラリとしているミランダ・カーなど、セレブの中には栄養分に配慮しながらも、プロポーションをキープしている例があります。食べるものに最小限気をつけ、体を動かす配慮も忘れない。これは「いいダイエット」なのでしょう。
一方、悪いダイエットは、栄養バランスが偏り、やたらと低カロリーな食事ばかりに気をとられてしまうもの。一時的には続けられても、後でリバウンドをし、やせたり太ったりを繰り返し、果てには摂食障害に陥ってしまうこともあります。

超低カロリーな食事への執着

18歳~29歳の女性が1日に必要とするカロリーは、1700kcal~2250kcalと言われています。立ち仕事が多い人、活発に運動をする人、それぞれの活動タイプによって、多少差が出てきますが、極端に低カロリーなものばかりを食べ続ければ、必要な栄養分が体に行き届かなくなります。

「The Telegraph」によれば、約110kg(約244ポンド)のイギリス人女性が、結婚式を前に1日500kcalの食事のダイエット方式を続け、約19kg(42ポンド)の減量には成功したものの、11週間後に亡くなってしまう出来事がありました。

一般的に、1日に800kcal以下の摂取を心がけるダイエットは、「超低カロリーダイエット」と言われています。これらのほとんどが、シリアルバーやスープ、スムージーだけで食事を構成しなければならず、医師の観察下で行なわないと、先のような危険を招く可能性があるといいます。

超低カロリーダイエットの「副作用」

このタイプのダイエットを続けると、「吐き気、疲れやすさ、下痢、寒気、生理不順、抜け毛」といった症状に悩まされることがあります。もしも、食物繊維が不足していれば、便秘に悩まされることもあるでしょう。

最もリバウンドしやすいという落とし穴

極端な低カロリーダイエットは、早い段階で効果があったとしても、すぐにリバウンドしやすいとも言われています。「SFGATE」によれば、以下の通り。
「体重が減る時に、体脂肪のみならず、筋肉も約30%程減ることになります。低カロリーダイエットは持続するのが非常に難しいため、多くの人がリバウンドを経験し、逆に太ってしまうのです。この時、筋肉が減った状態で体脂肪ばかりが増えていくため、ますます太りやすくなります。」

超低カロリーへのこだわりが精神的な不調を招く

超低カロリーダイエットは、とにかく継続するのが難しいものです。誰だって、美味しいものをたっぷり食べることは幸せなこと。だから、その途中で、何度も「誘惑」に身を任せてしまうのは当然ともいえます。
ただ、少しでも「違った」ものを食べてしまった時、その罪悪感や強迫観念に強く悩まされる人もいるといいます。そのため、拒食症や過食症を繰り返す摂食障害に陥ってしまう場合もあるのです。

おわりに

人間の三大欲求のひとつである食欲。これを閉じ込めてしまうのは、なんとも残念な話です。だからといって、フルにオープンな状態にしてしまうのも、ちょっと危険。
「食」を摂ること、そして「食」を摂らないようにすること、どちらにも極端に執着をせず、運動や趣味に熱中する時間を持ちながら、ヘルシーな生活を心がけていくのがベストでしょう。

参考

(Mao/ハウコレ)

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