2015.06.12

アパレル志望者の憧れ!「ファッションプレス」のお仕事って?

いつの時代も、おしゃれが大好きでファッション業界で働きたい女子は絶えません。アパレル志望者の憧れの的「ファッションプレス」のお仕事について、2年のプレス経験を持つ筆者が、ご紹介します。

展示会やショーの企画と実施

プレスというのは、広報やPRを行うポジション。ブランドをより多くの人に知ってもらうこととファン作りがお仕事です。新しいコレクションを発表するには展示会を開いたり、ショーに出したりします。

招待者のリストアップ、案内状の送付、当日の接客はもちろん、展示会では貸出予約や発注受付などが主な業務。おもてなしのためにただ服を並べるだけではなく、食事や飲み物を提供することも。

ショーでの新コレクションのPR方法を考えるのも、プレスのお仕事です。会場や電話での取材にも応じる、まさに「ブランドの顔」と言えます。

スタイリストや編集者への貸出

プレスと聞いて、もっともイメージしやすいのが洋服や小物の貸出ではないでしょうか。

店舗とは違う、貸出用の服を展示しているプレスルームがプレスの活動拠点。スタイリストや編集者から「7月号の夏服特集で使えるトップスと靴を探しているのですが…」など相談を受け、電話予約や来訪時の対応をします。

人気の服なら、1日のうちに2~3誌で使用の要望があることも。スタイリストからスタイリストへ郵送してもらう手配をするなど、繁忙期はスケジュール調整が大変。どの商品が、誰の手に渡っているのかを管理する能力も大切なんです。

マスコミ対応

テレビや雑誌などのマスコミ対応もプレスが行います。新作発表やイベントやブランド動向をマスコミにお知らせするプレスリリースを作って送ったり、取材を受けたり。

ブランドについて深く知っていることは当然ですが、新作についての知識もとっても大切なんです。どんな背景で創られて、どんな想いやコンセプトがあるのか、それからどんな人がどんなシーンで着ることが望ましいのかなどを伝える必要があるからです。

記者と良い関係性を作って、話題にしてもらいやすくするのも大事ですね。好奇心や探究心が強く、コミュニケーション能力の高い人は向いています。

実際に取り上げられた記事を残しておくのも大切な業務。雑誌をめくって確認してはスキャンするという単調な作業もあったりします。

広告やウェブサイトなどの戦略作りと運営

最近、テレビCMでもアパレルブランドを見かけますが、基本的には雑誌の広告が中心。どの雑誌にいつ広告を掲載するか、どんな写真でどんなイメージの広告を打つのが効果的なのか戦略を練ります。

ブランドの顔と言えるウェブサイトをどんなものにするかを決めるのもプレスが関わるところ。ウェブ担当者がいたとしても、PRに関わる部分なので、プレスが企画会議に出席するというブランドが多いはず。

ソーシャルメディアもプレスが更新するケースがほとんどです。

おわりに

プレスのお仕事は、他にもたくさんあります。自分が考えたPR手法のおかげでテレビや雑誌での露出が増えたり、貸し出した洋服を人気タレントさんが着ていたりすると、わくわくしますよね。案外地味な作業も多いですが、とてもやりがいのあるポジションです。

マルチタスクが得意で好奇心旺盛な人、人とコミュニケーションを取るのが大好きな人、ブランドの顔としての責任感を強く持てる人にはぴったりなので、おすすめです。

(かみむらゆい/ハウコレ)
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