2011.01.18

「この人に会ってみたい」と思わせる エントリーシート「学生時代に最も力を注いだことは?」の書き方

 今や就職試験前に付き物の、エントリーシート。一次試験代わりに使う企業が多いようですね。文字数の制限がなくても、短く収めるようにし、読み手に疲れさせない文章が基本です。



最も力を注いだこと=時間をかけたこと

 思い出深いことと、最も力を注いだことは別物です。例えば、1ヶ月海外留学をした経験は、「最も力を注いだこと」ではありません。留学するまでに、勉強にかけた時間、資金稼ぎにかけた時間が「力を注いだこと」です。

テーマは一つだけ

 「最も」というのは、「一番」という意味です。なので、いくつも「力を入れたこと」を書くと、テーマから外れます。例えば、福祉施設で週末ボランティアに力を入れつつ、平日はサークル活動、と両方書くのは、問いへの回答としておかしいのです。


 

結論に達するまで、様々なパターンの努力をしたと書くのはOKです。

企業が注目するのは、努力+成長=結果

 企業が欲しいのは、努力を惜しまず、成果をキチンと上げる人材です。それが出来るか知る為に、この問いかけをします。ですから、あなたは如何に努力を積んできたか、相手に伝えなくてはなりません。

勝負は最初の3行

 一生懸命、長々と「最も力を注いだこと」を書いたとしても、最後まで読んでもらえるとは限りません。

 

 面白くない、ありきたりのエピソード、日本語がおかしい、このような理由で、ポイとされることがあります。なるべく短い文章で、必要最低限のことだけ書きましょう。

 

ツイッターで一日の出来事を書くのは、とても良い練習方法です。140字という少ない文字数で、どれだけ気持ちが人に伝わるか分かります。

最初の一文で「コイツに会ってみたい」と思わせるには

 小論文に限らず、文章の基本は「起承転結」です。しかし、エントリーシートに限っては、「転」から書き進めていく構成にすると、読み手をワクワクさせます。「転」とは、ハプニング、結論に至るきっかけです。

 

◆例文◆
バトミントン部に1年生4月から所属し、その内、2年間をリハビリに費やしました。


 この例文のポイントは、リハビリに2年間かかる程の大怪我を負ったにも関わらず、現在、エントリーシートに堂々と記している点です。読み手は、何があったのか気になり、続きも読んでくれます。

好まれるのは、勉強・ボランティア・部活

 学校は勉強をする場所ですので、勉学に励んでいたとアピールするのがベストです。勉学のプラスになるので、ボランティア活動にも積極的に参加した、あるいは学校公認のクラブに所属し熱心に活動していた、というのも好まれます。

 

            

 

 非公認のクラブに所属していても、伝統がある、学校から部室を借りているなど、周囲(特に学校)から存在を認められているという「実績」がある所なら、「最も力を入れたこと」に書いても問題ありません。「実績」の無いサークルは、書かない方が無難です。

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