2011.01.18

自分で音楽配信サーバーを簡単に構築する方法

iPodに代表される携帯型音楽プレイヤーの普及で、個人が所有する音楽ファイルは増加する一方です。中には携帯型音楽プレイヤーにはすべて収納しきれず、パソコンのディスクにとりあえず保管しているという人も少なくないことでしょう。

 

そこで、自宅に音楽ファイル配信用の専用サーバーを構築し、外出先からサーバー経由で必要な音楽ファイルを取得できるようにする人を散見します。こうすれば、iPodにない音楽ファイルを外出先から取得し、iPod内に空き容量を作って新たに追加/視聴することができるようになります。

 

しかし、サーバーを自分で作るなんて敷居の高い作業、と思うのが一般的です。だが、こうした音楽ファイルを配信することを前提に、簡易な設定で専用サーバーとして利用できるようにするツールがあります。それが「Sockso」(http://sockso.pu-gh.com/)です。Webサービスのため、専用アプリケーションをクライアントにインストールするだけで簡単に音楽配信サーバーとして利用可能です。

 

Socksoの基本機能はiTunesと同様、音楽ファイルを管理することです。登録した音楽ファイルを外部に対して公開するほか、プレイリストの作成機能なども備えます。第三者とURLを共有し、音楽ファイルを公開することも可能です。知人に特定の音楽ファイルを聞いてもらえるように、URLを使ってアクセスできるようにします。逆に知人が所有する音楽ファイルをサーバーにアップしてもらうことも可能です。

 

多機能な半面、初心者向けに使いやすい機能も備えています。例えば音楽ファイルの形式を問わず利用できる点です。汎用的なMP3はもちろん、WMAなどのファイルをSocksoに登録できます。

 

ただ、少々難しい設定も必要です。ルータのポート解放です。普段ファイアウォールとして外部からPCへのアクセスは制限されていますが、Socksoによるアクセスを例外として許可するため、ポートを解放する作業が必要となります。この作業は、ユーザーが利用するルータの機種に依存します。ルータの説明書を読み、ポートを解放するよう設定することが不可欠となるので注意しましょう。


ここでは簡単にSocksoを使った音楽ファイル活用法を紹介します。

 

 

STEP1 専用ツールをインストールしよう

「Sockso」のWebサイトからクライアント用ツールをインストールします。Windowsのほか、Mac、Linux用のツールがあるので、自身の環境にあったツールをダウンロードしましょう。

 

Webサイトにある「Windows」アイコンなどをクリックすれば、ツールをダウンロードできます。

 


STEP2 管理用画面を理解しよう

ツールをインストール後、起動すると下図のような管理画面が開きます。左側にディレクトリ、右側にファイルの詳細情報が表示されます。表示する窓の下にURLが表示されていますが、これが個人に与えられた専用のURLとなります。このURL経由でサービスを利用します。

 

 

 

STEP3 音楽ファイルを登録しよう

音楽ファイルを登録します。ここで注意すべきは、Socksoは海外のサービスで日本語に対応していないことです。つまり日本語で書かれた音楽ファイル名をきちんと認識できません。Socksoに音楽ファイルを登録する際は、ファイル名を英数文字に書き換え、登録しなければなりません。

 

登録するには、「Collection」タブをクリックします。登録する音楽ファイルを拡張するフォルダを指定し、登録します。

 

 

 

STEP4 個別のカスタマイズをしよう

登録し終えたら、独自の仕様などを設定します。「General」タブをクリックし、環境設定用の画面を開きます。例えばポート番号の設定やアップロードの方法などを設定できます。

 

 

さいごに

音楽ファイルを登録し、ルータのポート解放をしさえすれば基本機能は利用できます。

 

設定が英語のほか、ルータの設定をしなければならない点で、扱うには少々敷居が高い、ともいえますが、この2つさえクリアすれば、非常に便利な機能を簡単に利用できるようになります。

 

音楽ファイルを多数保持し、外出先から自身のPC内の音楽ファイルにアクセスする環境を構築したいなら、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょう。

 

 

 

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