2015.08.13

爪が緑色、これってカビ!?知っておきたい「爪のいろいろ」・4つのポイント

皆さんこんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。「ジェルネイルすると爪にカビが生えるんでしょ?」「なんか爪が真っ白。水虫?」「爪がボロボロ。爪薄いからかな。」ネイリストをしていると、色々な質問をお客様から受けます。でも実は、爪って案外強い子です。ジェルネイルで爪が傷んだからっていきなりカビが生えるなんてこともありません。水仕事が多いからっていきなり爪にカビが生えるわけでもありません。ということで、今日も小さな知識の積み重ね。今回の「チリツモ美容道」は爪の変色についてお伝えします。

爪が緑だからってカビじゃない

ある日突然、爪が緑色になっていたら「これが、噂のカビ―――――――!!!」焦ること間違いなしですよね。焦って、急遽サロンに駈け込んでいらっしゃるお客様も年間何人かいらっしゃいます。ネイリストは医者ではないので診断はできません。ですので、そういったお客様には必ず皮膚科に行って頂くのですが、診断後にご連絡を頂いて「カビでした・・・」といった方は、ネイリスト生活十数年で1人だけでした。
「爪のカビ」は「緑膿菌」という菌に感染する状態をいうのですが、この「緑膿菌」実は二次的原因として感染するものとされています。

緑膿菌について

二次的に感染するとはどういうことかというと、簡単にいうと最初の原因は別にあるということです。身体の抵抗力が落ちていたり、爪が別の病気にかかっていたり、ひどい剥離を起こしていたり、何らかの原因がある場所に緑膿菌は感染します。
緑膿菌は常在菌でもありますが「ジェルネイルをしたからカビが生えた」「梅雨で蒸れたからカビが生えた」なんて、勝手に理由つけて放置するのはちょっと危険。一次的な原因が必ずあるので、「伸びたら切ればいいや」なんて思わずに皮膚科の受診をおすすめします。

爪が変色する理由

カビじゃないなら、なんで緑色になったの??と不思議に思いますよね。爪は、緑や茶色や白や色んな色がつくことがあるのですが、その大半は「着色」です。
皮膚科を受診して変色した部分を顕微鏡で診察してもらうと一目瞭然。
マニキュアやジェルネイルを塗りっぱなしにしていて色移りしていたり、生活に適さない大きさのネイルパーツを付けて、生活している間に爪に傷がついて真っ白になっていることもあります。

爪がボロボロ?爪水虫と思いきや・・・

爪がボロボロと崩れる状態でご来店されたお客様が「爪が薄いからボロボロで」とおっしゃっていたことがありました。ネイリスト生活も長かったので、あまりのボロボロ具合いに「白癬菌かも?」と急いで皮膚科の受診をおすすめしたことがあります。
お客様は「爪が弱いから」と思っていらっしゃったようでした。
ところが、菌は菌でも爪水虫の「白癬菌」ではなく「カンジダ菌」だったこと判明。
カンジダ菌も身体の抵抗力が落ちると感染することがある菌です。

おわりに

ネイリスト生活が長いと様々な爪を見ます。爪の色や形のちょっとした変化が病気を含んでいる場合もあれば、すごい変化してるのに何でもなかった、なんていう場合もあって、人間の身体って面白いなぁ、と感心することもしばしばです。だからこそ、勝手な自己判断は危険信号です。必ず医療機関を受診するようにしてくださいね。

(川上あいこ/ハウコレ)
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