2015.10.30

淋しいから恋愛する女性は、結婚したら不倫をする

わたしたちは、学校で淋しさの消し方を教わってこなかったので、淋しいから恋愛をしてなにが悪いのだろうと思っているひとのほうが多いように思います。
たとえば、この前、お話を聞かせていただいた女子は19歳の大学1年生で、地方から東京に来て、ひとり暮らしをしている子でした。

親が希望していた大学に進学できず、滑り止めの大学に通っていました。
「滑り止めの大学に行くような子はうちの子ではない」と親からきつく言われたとのことで、胸に淋しさをいっぱい抱えて、夜のお店でアルバイトをし、そこの客(45歳)と付き合っているとのことでした。

親とうまくいっていないというのは、もうものすごく淋しいことですから、この女子の胸中は察するに余りあるな……という印象を持ちました。

淋しさの消し方を知らないまま結婚してしまえば・・・

淋しさの消し方を知らないまま結婚してしまえば、不倫をする可能性は高いように思います。
結婚生活を送っていても、淋しいときっていっぱいあります。むしろひとつの屋根の下で暮らしているほうが、淋しさは圧倒的に強烈になるのかもしれない。

そういうときに、淋しさの消し方といえば恋すること……という経験しかしてこなかった女子は、まあ不倫でもしようか……ということになる可能性が高いということです。
だれだって、淋しさを抱えたままずっと「ふつうに」暮らすことなんでできないわけだから。

不倫という恋はない

ただ、著者は不倫という恋はないと思っています。
ある特定の条件を背負った者が恋をすれば、世間はそれを不倫と呼ぶわけですが、要するに、ひとを好きになるという行為の、いちカテゴリに過ぎず、つまるところ、不倫は恋愛だというふうに思っています。

だから、結婚後、ほかのだれかに恋をするというのは、(その倫理を度外視して言えば)ある意味ではとても正しい心の動きだというほかはなく、それで淋しさを消すことができるのであれば、それでもいいのでは? と思ったりもします(その倫理を度外視して言えば)。

それが良くないというのであれば・・・

それが倫理的に良くないというご意見も当然理解できます。
でも、話がもとに戻りますが、良くないというのであれば、淋しさの消し方も一緒に提案してあげないと、淋しさゆえに不倫をするひとが救われないですよね?

今の世の中の「一般的なところ」というのはおそらく、淋しいから不倫をしたい、でも倫理的に良くないから我慢する、というところだろうと思います。

でも、我慢とは意識で、淋しさは無意識だから、そもそも根本的な対策として「我慢」というのはさほど有効ではない(だから不倫をしているひとがいっぱいいる)。

淋しさの消し方

淋しさの消し方……これは、みんなでそれぞれに大真面目に考えたほうがいいことです。
ひとは死ぬまでいろんな種類の淋しさを背負います。それをどう消すのがベターなのか?
結婚生活において淋しさを抱えた場合、不倫をするのではなく、それ以外の方法でどうやって消すべきなのか?

趣味に打ち込みましょうとか、一生懸命できる職業に就きましょうとか、そういうことを書いている本はいっぱいあります。
でもそれだって「意識」であり、無意識と意識が勝負をすれば、たいていの場合、無意識が勝つので、抜本的な対策とは言いがたい。やらないよりやったほうがマシというていど。

それに、一生懸命打ち込める仕事に就いているひとが不倫をしていないかと言えば、そんなことなんて「ぜんぜんない」わけだから。
淋しさをどう消すのがベターなのか……この答えを探すなかで、結婚後の不倫問題も自然に解決されるのではないかと思いますが、少なくとも日本語で読める本で、この答えを書いてある本を見たことがないので、お互いに静かに考え続けるほかはなさそうです。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

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