2015.12.05

―あのコの恋愛事情― 浮気のトラウマを乗り越える日 編


皆さんこんにちは。15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。ネイルサロンは不思議な空間。手を握り合ったまま過ごす約2時間。
手を握り合っているからなのか、リラックスした密室空間がそうさせるのか、秘密の内緒話しを打ち明けて下さる方がとても多い場所でもあります。

親しいのに友人関係ではない。もしかしたら来月は会わないかもしれない。
そんなサロンワーク中のみんなの恋のお話を切り取ってお送り致します。
※許可を頂いたものだけ掲載しています。

※個人を特定できる情報が含まれないよう職業等にフィクションも織り交ぜています。ご了承ください。

浮気されたあの日

浮気を知った日の辛さって言葉ではうまく言い表せないものかもしれない。
一夜のものから略奪系まで浮気の種類は数あれど、言葉にできる感情なんてごく僅かに限られている。
「今の彼は浮気するような人じゃないってわかってるのに、やっぱり不安なんだよね。」とため息をつくユリさん(仮名)も「彼の浮気」経験者の1人。

現在の彼は、連絡も丁寧で、携帯にはロックもかかってなければ「見てもいいよ。」と目の前に置いておいてくれる。夜遅く帰宅することもない。休みの日はいつも一緒だなんだそうだ。

お互いのスケジュールもしっかり把握している。
それでも「もしかして・・・」と不安になる気持ちが浮かぶのは、浮気をされたことがある人ならではのトラウマなのだろうか?

「信じようって思うのに、ふと疑ってる自分が嫌になっちゃうんですよね。
どうしたら浮気のトラウマって乗り越えられるのかな?」と言うユリさんの気持ち。理解できる人も多いのではないだろうか?

信じる信じないの壁

浮気する人は男女関係なく、信じていても信じていなくても浮気をする。
携帯にロックがかかっていようといまいと、浮気をする。
束縛しようと放任しようと、胃袋を掴もうと離そうと、床上手だろうとマグロだろうと浮気をする。

魔が差してえも差さなくても、明日地球が終わっても始まっても、浮気をする人間は浮気をするのだ。

「信じてくれ」「信じさせてくれ」「浮気をしないでくれ」とどんなに叫んでがんじがらめの条件を並べてみたところで、他人の行動を外側から抑制するなんてやっぱり難しい。

結局、「浮気をしない」のも「信じる」のも、その制御スイッチは本人の心の中にしか存在しなくて、外部の人間には触れられない場所にあるのだから。

その制御スイッチを管理することは、実は本人ですら難しい。どんなに立派な思想や言葉を並べても、本人の管理もままならず暴走する場合すらあるのが「感情」なのだから。

何度か制御スイッチを押せた気になっても、何かに負けてしまったりもする。大切な恋人のことを想って、そのスイッチを本人がどうコントロールしてくれるのか?全てはそこにかかっている。

おわりに

「浮気されないために」なんて色々がんばりたくもなるけれど、彼が「尽くされると裏切れない」人なら有効な方法も、尽くされることを求めてない人には「暖簾に腕押し」。

結局、浮気トラウマを乗り越える為には「この人」と決めた瞬間に、自分の「覚悟スイッチ」を押すしかないのかもしれない。
浮気される覚悟じゃなくて、女として覚悟を決める覚悟スイッチ。

うっかり魔が差して、彼は自分の「浮気スイッチ」を押してしまうかもしれない。いつも反省はするのに「浮気スイッチだけは制御不能」な彼かもしれない。

そして、そんな相手を選んでしまった自分がいるわけだけれど「また浮気するのか、もうしないのか」を相手に委ねるんじゃなく、相手の「スイッチの管理能力」を眺めつつ、その結果別れるのか許すのかの女としてのジャッジをきっちり下す「覚悟」の自分のスイッチを押してしまうのだ。

「不安な心」を、相手の行動やうまく並べてくれた言葉でコントロールしようとするから足場が揺らぐけれど、相手の誠実スイッチや浮気スイッチの管理能力をじっと見極めつつ、自分の心をきちんとコントロールできる相手を選んだのかしっかりジャッジしなければ。
女として覚悟決めなければ!みたいな。

浮気されたトラウマを乗り越える日。覚悟スイッチを押す日。相手主導の毎日から自分主導の毎日に切り替わる瞬間なのかもしれないな、と思ったユリさんのトラウマ話だったのでした。(川上あいこ/ライター)

(ハウコレ編集部)

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