2015.12.20

―あのコの恋愛事情― ダメ男なのに別れられない自分 編


皆さんこんにちは。15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。ネイルサロンは不思議な空間。手を握り合ったまま過ごす約2時間。

手を握り合っているからなのか、リラックスした密室空間がそうさせるのか、秘密の内緒話しを打ち明けて下さる方がとても多い場所でもあります。
そんなサロンワーク中のみんなの恋のお話を切り取ってお送り致します。

※許可を頂いたものだけ掲載しています。
※個人を特定できる情報が含まれないよう職業等にフィクションも織り交ぜています。

ダメ男とはいったい?

「あいこさんってダメ男にひっかかったことありますか?」アオイさん(仮名)に聞かれた質問に正直に答えよう。

「あると思います!」むしろ、そんなに完璧な人に出会ったことがないという方が正しいけれど・・・ま、私のことはさておき、急にどうしました?

「ダメ男だってわかってるんですけどね。なんだかんだ言って別れられなくて。みんな、どうやってダメ男と別れてるのかなぁ?と思って。」

女のため息ってキレイだなぁ、と思う。ため息は幸せが逃げるなんても聞くけど、悩んでもなかなか解決できない「自分だけの壁」にぶつかっている女の人って、一皮むけ始める前のなんともいえない美しさを感じる。

「じゃーこんな方法はどうでしょう?」と切り出してみた。

そもそもほんとにダメ男?

そもそも彼は、ホントにダメ男なのか考えてみて欲しい。ダメ男の基準なんて人それぞれなわけで、借金が膨大な人、ギャンブル狂い、酒乱、暴力、浮気男、マザコン・・・
この世には「ダメ男」と位置づけされる条件はたくさんあるけれど、みんながみんなNGなわけではなく「借金くらいはいいかな」て人もいれば「マザコンなんて気にならない」て人もいる。

まずは、自分の価値観でダメ男の判断を下しているかどうかを再確認しよう。
「私は、車のローンとか奨学金の返済は気にならないけど、借金がある人はダメ男だっていうし・・・」という、外からの情報に振り回されないこと。

その上で、やっぱり彼を「ダメ男だ」と感じるなら、生涯ダメ男と暮らす自分をイメージしてみよう。

彼との未来

「彼といると先が見えなくって」なんて甘っちょろいもんじゃない先を考えてみる。
不景気の昨今、彼の給料は上がらずに借金の返済が滞るかもしれない。「一緒に返すからがんばろう」なんて気になって、あなたも夜のお仕事なんて初めてみちゃうかもしれない。

年齢を重ねて若くない自分が場末感漂わせつつ、借金の減らない彼と並んで歩いている姿をがっつりイメージ。
もしくは、浮気男との未来でもいい。繰り返す浮気に毎回泣く自分と呆れる友人達。将来、彼と子供をつくったら異母兄弟もできるかもしれない。揉める遺産問題となかなか帰ってこない彼。一生彼を疑いながら生きていく自分の未来。

そんな未来をイメージするとなんだか頭がどんどん冷静になってきませんか?
「うわ。そんな未来を引き当てるのか・・・」てため息出ませんか?
自分が欲しい未来じゃないなら、未来の自分の為に一旦幕引きをしましょう。やるなら今だ。

おわりに

「そんな生活もささやかでいいかもね」て思うなら、彼は案外ダメじゃないんだと思う。
その場合は「自分がイメージした未来や望んでいた彼」じゃないことを受け入れられないだけで「彼」の良さも沢山わかっているのだろうから。ダメなところを含めて認めつつ一緒に生きていけるなら、それはそれで喜ばしいことだ。

幸せなんて絵に書いたようなものばかりじゃないし、金銭的に苦しくたって浮気ばっかりの彼といたって幸せはたくさん落ちている。
自分の未来は自分のもので、全てを決めるのは自分だけ。「ダメ男」と呼ばれる彼との未来をイメージして「違う」と感じるなら、軌道修正するのも自分だけ。
別れの踏ん切りがつかないなら「ダメ男を好きになった自分」を認めて、ダメ男と生きてみたっていいじゃないか。

今すごく素敵な人も、もちろん自分も、些細なキッカケでダメ人間になってしまう場合だってある。結局、ダメ男でも素敵な彼でも、彼の付属情報ばかり見て決めていると「こんなはずじゃなかった!」となるのは同じこと。

どんな相手でもダメなところはあって、完璧な人間なんていないわけで、お互いのダメなところを認めつつ生きていくならそれも悪いものじゃないですよ。

「ダメ男だ」て思うから別れたくなるなら、ダメ男という情報は見ないふりして「彼との未来の生活」を見てみてみよう。
そこに立つ自分を受け入れられるなら、どんなことでも乗り越えていけそうだけどな。(川上あいこ/ライター)

(ハウコレ編集部)

関連記事