彼は「恋愛によって自分を変えたくない」と思っているという事実


女子にとって、うまく理解できないことのひとつに「男は恋愛によって自分を変えたくない」と思っている、ということがあるかと思います。
今回はこのことについて、一緒に見ていきたいと思います。

恋愛や結婚によって、自分を変えたい女子

結婚する前は、きわめてよく遊んでいた女子が、ある日急に結婚して子どもを産んで、まるっきり生活パターンが変わってしまったというのは、よく聞く話だろうと思います。

そこには、おそらく、その女子がそうしたかった、という女子なりの思いがあると思います。
恋愛や結婚によって、自分を変えたい女子、ということでしょう。


男で、結婚したら結婚前の趣味をやめたというケースはありますが、それは男が望んでやっていることでもなかったりします。

単純に結婚したらお小遣いが減ったから趣味を「いっとき」封印しているだけで、稼ぎがよくなれば、趣味を再開したいと思っていたりします。


もちろん、彼女ができたり結婚したりして、彼女に「合わせる」男もいるはずですが、男って「彼女ができて(結婚して)、お前、付き合いが悪くなったなあ」と男に言われることが最大の屈辱だったりもします。

つまり彼がどう思っていようと、今の日本において、男が彼女によって変化をすることは「ちょっとダサいこと」という風潮がある、ということです。

それってどうなの?

べつの項でも再三書きましたが、恋愛って、それまでの価値観が180度覆るようなものがステキであって、恋愛をする前も後も、価値観がさして変わらない恋というのは、どうなんだろうと思いますが、それでも今の世の中、男たるもの恋(ごとき)で、価値観が変わるようではちょっと……ということなのでしょう。

だから、ある種の映画やテレビドラマなどで、恋をしたら恋に生きる(彼女に生きる・奥さんに生きる)決意をした男が、「美談」として取り上げられるのでしょう。
それはつまり「珍しい」生き方だから。

女子が理解しがたい男の世界

べつの例を挙げるなら、結婚後、奥さんの転勤に着いてゆく旦那、というのは、まだまだレアでしょう?
奥さんのほうが、3年に1度の夫の転勤にだまって従うケースはよくありますよね。

これは男尊女卑みたいに見えるかもしれませんが、この世の中の男の思考として「男たるもの恋によって自分を変えるべきではない。男ありきで、男が恋を(家庭を)支え、男がそれを支配すべし」という考えがあるのでしょう。


そして、男には男の世界があるので、どんなに若くて女子に敬意を抱いている柔軟な思考を持っている男であっても、やがて「長いものに巻かれ」てゆくのでしょう。
このへんの「男の世界」というのも、女子にはちょっと理解しがたいのかもしれません。

男の恋愛の価値観

つまり男の恋愛の価値観って、わりと社会の風潮に左右されがちなものです。
彼女であるあなたの愛しかたがまずいから彼との愛が深まらないのではなく、彼は社会の風潮を敏感に感じ取っているから、彼女によって自分を変えたくないと思っている。
こういうことが言えるかと思います。


だからいつまで経っても、恋をして彼氏が彼女色に染まり、彼女も彼氏色に染まり、ハッピーエンドという映画やドラマに、人々はうっとりするのでしょう。
なんとしても彼を「あたし色」に染めたい女子は、あたかも彼が自分の意思で「彼女色に染まりたいと思った」という既成事実をでっちあげる必要があります。

平たく言えば、サザエさんの「マスオさん」みたいなものですが、でも、マスオさんに憧れている男って、年齢を問わず、探せばわりといると思うんですよね。
それは例えば、「ホンネでは仕事に疲れている男」を探せばいいということでしょう。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)