2016.05.18

愛することの意味~みんなそうやってオトナになった~

仕事柄、膨大な量の恋愛に関する相談を読みますが、読んでいて思うのは、好きな男子に振り向いてもらえないという悩みが多いということです。

好きな男子に振り向いてもらいたいのに、振り向いてもらえない……つまり彼に愛されたいのに、愛してくれない……こういうケースは、すべて「一方的に彼を愛していると、そのうち自分にしっくりくる結論が出てくる」ものです。

■「愛する」が先

好きな人にもっと愛してもらいたい……男女問わず、誰だってこう思っています。
であれば、自分が先に彼のことを愛すればいい。

愛されるというのは、愛した結果「相手がそう感じる」ことです。
好きな男子が振り向いてくれて、彼があなたのことを愛した……この時点で「ああ、わたしは彼に愛されている」と思うわけですよね。

彼のほうだって、彼女が自分によくしてくれているということを感じた結果、「ああ、おれは彼女に愛されている」と感じるわけですよね。

つまり「愛された」かどうか、というのは、言ってみれば「ただの心象風景」にすぎないものです。
その風景の根本は、自分がどれだけ相手のことを「愛したか」です。
だから「愛する」は「愛される」よりも、常に先にあります。

■愛することと恐怖心について

恋愛のほとんどすべては、こういうことだろうと思います。
まず愛さないと、誰もあなたのことを愛してくれやしない。

でも、まず愛するとなると、当然、恐怖がついてまわると思います。
振り向いてもらいたい彼のことを、一方的に愛したら、彼に重たい女だと思われないだろうか?とか、愛した結果(つまり片想いが続いた結果)、彼が振り向いてくれなかったらそれは時間の無駄なのではないか?とか、さまざまな恐れがあるはずです。

でも、言うまでもなく「まず愛さないと」話が始まらないですよね。
相手の「NO」を恐れてみたり、振り向いてくれなかったときのことを考えてみたり……そういう次元での女子の恋の悩みは、本当にたくさんあります。

■「自分を大事にする」の本当の意味とは・・・

誰だって恋愛によって無駄に傷つきたくないし、誰の人生も有限だから無駄な恋愛はしたくないと思うでしょう。

でも、まずは自分の感じ方を大事にしてみてはいかがでしょうか。
世間でよく「自分を大事にしなさい」と言われますが、自分を大事にするというのは、自分の「感じ方」を大事にするということです。

自分の感じ方……つまり振り向いてほしい男子のことが大好きなのであれば、まずは彼のことを愛する……こういうことです。

それで自分が傷つくとか、時間の無駄みたいな恋にしかならなかった、というのは、あとの問題です。あとの問題であり、「別の」問題です。

相手の出方はともかく、まず自分の感じ方を大事に生きている人ほど、いい恋愛をしています。それで自分なり、ほかの誰かなりが傷ついたとしても、おそらくそれはいっときの痛みでしょう。本当に「正しく」愛した結果、というのは「そう悪い未来を運んでこない」ものです。計算づくでヨコシマな恋をした結果の痛手に比べると「屁でもない」ものです。

「愛する」という言葉の意味には、文字どおり「愛する」という主体的な行動があるのみで、「愛される」という「ニュアンス」は、その結果に「すぎない」……みんなこういうことを知って、やがてオトナになるのでしょう。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

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