2011.05.06

「焼き肉で食中毒」対応と予防のコツ



みんなでワイワイと食べる焼き肉は楽しいですね。
夏にはバーベキューをやる機会も増えます。

焼き肉をする際に気をつけておきたい注意点、
症状などの食中毒の対応と予防のコツを紹介します。

馬肉とレバー以外は加熱用の肉

国内には、馬肉とレバー以外の生食用というお肉はありません。
国の衛生基準を通った生食用のお肉は流通していないのです。

現在は、加熱用の肉をお店の判断で生食用として売っています。
次のの衛生基準を満たしたものが、
「生食」で食べられるものと判断されています。

1頭ごとに大腸菌の検査をして、陰性である。
調理、加工の際に専用の器具を使う。

この基準を満たしたものが「生食用」と表示されています。

特に注意が必要な食中毒

特に注意が必要な食中毒はこの3つとなります。

1.カンピロバクター
牛肉や鶏肉などを使用した料理を生で食べる場合。
(牛レバ刺、ユッケ、鶏レバ刺、鶏刺などの生ものや、鶏わさなどの半生食品)

2.サルモネラ
鶏卵を使用した卵料理や生菓子、
牛肉や鶏肉などを使用した料理を生で食べる場合。
(牛レバ刺、ユッケ、鶏レバ刺、鶏刺などの生ものや、鶏わさなどの半生食品)

3.病原大腸菌
牛肉や鶏肉などを使用した料理を生で食べる場合。
(牛レバ刺、ユッケ、鶏レバ刺、鶏刺などの生ものや、鶏わさなどの半生食品)

次に気になる食中毒の症状について紹介します。

 

食中毒の症状

1.カンピロバクター
潜伏期間は2~7日。
腹痛、下痢、発熱、頭痛の症状があります。

抵抗力の弱い方は重症化の可能性が高いので注意が必要です。


2.サルモネラ

潜伏期間:8~48時間。
下痢、発熱(高熱)、腹痛の症状があります。


3.病原大腸菌

いくつかの種類があり、共通する点としては、

潜伏期間:1日以上。下痢の症状があります。


いずれも、子供、高齢者など抵抗力の弱い方は、

生レバ刺し、ユッケ、鳥刺し、馬刺しなど食肉の生食は控えましょう。

箸を使い分けて予防する

つい、自分の箸で生のお肉を掴んで網に乗せて、
その同じ箸で焼いた肉、野菜などを食べてしまいがちです。

しかし、生の肉には菌がついています。

その菌がついた箸で食べることにより、体内に菌が入り込みます。
トングや菜箸で生のお肉と、食べるようの箸を使い分けましょう。

お肉を離して焼いて予防する

肉を焼く時は、生のお肉と焼けたお肉を離して焼きましょう。

焼けたお肉と生のお肉をくっつけて焼いてしまうと、
焼けているお肉に生のお肉の肉汁がつき、そこから感染します。

また、野菜を焼くときも同じように離して焼きましょう。

食中毒の予防

この他にも、トイレに行ったあとにはきちんと石けんで手を洗うなど、
食中毒の予防は簡単にできます。

必要以上に神経質になることはありませんが、
自分で知識をつけたり、できる予防はぜひしておきたいですね。

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