2016.07.30

「SPFは強ければOK!」と思ってない?日焼け止めを理解して夏の美肌対策

こんにちは。ネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。

突然ですがみなさん、「SPFの数値は高ければ高いほどいいもの! 」なんて思っていませんか? 実は日焼け止めって、その用途に応じて使わないと肌に悪影響があったりするのです。日焼けは防げたけど肌がガサガサ・・・なんて悲しい結末にならないために、日焼け止めを使うなら気を付けて欲しいポイントをお伝えします。

◇「SPF50」って、本当に必要?

「とりあえず、紫外線をブロックすればいいんでしょ? 」と、とにかくSPF数値が高い日焼け止めを選んでいませんか?SPFの数字は紫外線を防御できる大体の時間を示すもの。通常、日焼けし始める時間は紫外線に当たってから20~25分後くらい。25分×SPF24=600分 つまり、SPF24程度あれば、約10時間は紫外線を防げるということなのです。

SPF50だと、25分×50=1250分 20時間も紫外線は降りそそがないですよね。PA指数も、日常紫外線なら+や++程度で十分効果があるのです。もちろん、南国リゾートに行く際は、SPFもPA指数も高いものがいいですが、その分肌への負担は大きかったりします。

◇日焼け止めで肌が乾燥する理由

紫外線を予防する為の成分は大きくわけて2つあります。「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」です。文字通り、紫外線を吸収するものと散乱させるものです。この2つは、使用する成分にもよりますが4~10%と配合比率が決められています。紫外線吸収剤は、クリームなど肌に密着する成分のものが多く、汗や水に強い仕上がりになっていることもあって、なかなかメイク落としでもキレイにオフできないことがあります。肌にクリームが密着したままだと肌荒れの原因になりますよね?紫外線散乱剤は、紫外線を反射させて肌への効果を予防するためのものです。

顔にラメを乗せて光を反射させるイメージをするとわかりやすいかも。でも、ラメって取れにくいですよね。洗ってもなかなか流れなかったり。日焼け止めも同じようなことが起こる場合があるのです。

◇ゴシゴシ洗いは肌への負担に

しっかりついた日焼け止めをオフしようと肌をゴシゴシしたり、メイク落としの成分が強いオイルを使うと、必要な皮脂まで流されてしまって乾燥肌にかたむくことも。紫外線はしっかり予防したい。でも、メイクオフは優しいものを。となると、肌に汚れが残りやすくなって肌荒れまったなし。 なので、むやみにSPFの数値が高いものを使うのではなく、自分のメイク落としでキレイに洗い流せるものを使うほうがおすすめなのです。

◇おわりに

日焼け止めは、やたらと数値が高いものを選ぶのではなく、こまめに塗り直したり、日傘と相乗効果で使うことが大切。メイク落としでキレイに流せば、日焼け止めを使っても肌荒れを起こすことは少なくなります。人間心理として「同じ値段なら数値の高い方を」と選びたくなりますが、用途を考えて選ぶと肌荒れの予防にもなりますので、気を付けて選んでみてくださいね。(川上あいこ / ライター)

(ハウコレ編集部)

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