2011.06.19

スーツで臨もう!「公共職業訓練」の試験&面接に合格するためのポイント



就職・転職に必要な技術や知識を習得できる「公共職業訓練」。
条件によっては失業保険や交通費などの手当を受け取りながら実践的な講座を受講できるとても有益な制度ですが、受講するためには筆記試験と面接に合格しなくてはいけません。
しかし、近年の就職難に伴って職業訓練の希望者が増え、残念ながら訓練校が狭き門となってしまっているようです。

そこで、職業訓練校の試験&面接に受かるためのポイントを紹介します。

※実践すれば必ず受かるという保証はありません。参考程度にごらんください。

スーツで臨む

服装は落ち着いた色のシャツかカットソーに黒やグレーのスーツをおすすめします。
けして「スーツだから受かる」「Tシャツにジーパンだと落ちる」というわけではありませんし、職安の方に相談すれば「どんな服装でもいい」とおっしゃるかもしれませんが、職業訓練はあくまでも「就職に向けての準備=就職活動」です。
「就職の面接の練習」だと考え、自分の意識を就活モードにするためにもスーツがベターでしょう。

時間厳守

当然ですが、遅刻は厳禁です。
トイレや水分補給をすませた上で、試験開始時刻の5分前には着席していましょう。
筆記用具や受験票だけを準備し、不要な荷物は机の下など他の受験者のじゃまにならない場所におさめます。
 
携帯電話・スマートフォンは電源を切り、カバンの中にしまいましょう。手元に置いておいたり、メールやゲームなどの”ひまつぶし”はやめましょう。

私語は控えましょう。

水分補給はロビーや休憩所でおこないましょう。

筆記試験で注意すること

まずは筆記試験がおこなわれます。
高卒レベルの2〜3教科が出題されます。
(漢字の書き取りと計算が一般的です)
わからないものは飛ばし、得意な問題から解いていきましょう。

「全問正解すれば必ず受かる」わけではありません。解答に自信があっても慢心しないようにしましょう。

問題用紙は持ち帰ることができませんが、就職面接に筆記試験がある場合の出題傾向の参考になります。余裕があれば、どんな問題が出たか記憶しておくと後々役に立つかもしれません。

面接までの流れ

面接は受験番号順におこなわれます。
受験者が多い場合、待機時間が発生します。
頭の中で面接のシミュレーションをする、読書する、など、静かに順番を待ちましょう。

私語は控えましょう。

あまりに待機時間が長いと試験管から外出を許可されます。でかける場合は時間に遅れないように気を付けましょう。


面接で注意すること

面接は4〜6名程度の集団でおこなわれます。
通常面接官も2〜3名います。

質問には簡潔に答えることをこころがけましょう。

また、
「就職のために職業訓練を受講したい」
「チャンスがあれば受講中でも就職する」
という就職に対する熱意をアピールすることが大切です。

面接で質問されやすいこと「なぜこの職業訓練の受講を希望するのか」

転職を考えるようになった(できれば前職の業務上の)エピソードを含めたスキルアップ・ステップアップという主旨のこたえがベストです。

「興味がある」
「好きだから」
「自分に向いていると思う」
という漠然とした理由はNGです。
「興味があるのになぜこれまで行動しなかったのか」
「なぜ好きなのか」
「なぜ向いていると思うのか」
「前職は◯◯だが、興味はなかったのか、好きではなかったのか、向いていなかったのか」
と問いつめられるか、問答無用で不合格になります。

前職で関わったなにかをきっかけに興味を持った、というような具体例があれば正当な動機になりますのでアピールしましょう。

趣味としてやっていきたいという内容、そう誤解させてしまう内容もマイナス評価につながります。


面接で質問されやすいこと「失業してからこれまでにどのような就職活動をしていたか」

「失業したばかり」
「就職につながる資格修得のため勉強中」
などであれば、まだなにも活動してない旨を伝えても問題ありません。

「職業訓練を受けたかったので就職活動はしていません」
はNGです。
どうしてもその理由しかない場合、目指す職業に必要なものを職業訓練で短期間に得られることをアピールしましょう。

職業訓練の内容と関係のない職種の就職活動歴もマイナスイメージです。

職業訓練の内容にあう職種の就職活動歴は好印象です。

書類応募や面接をして不採用になった場合、「なぜ不採用になったと思うか」と自己分析を求められる可能性があります。職業訓練受講に結び付く前向きな意見を述べましょう。

書類応募や面接をして現在選考中の場合、「もしその企業に採用されたら職業訓練はどうするか」と聞かれる可能性がありますが、就職を選ぶ旨を伝えましょう。

繰り返しますが、職業訓練は就職するための支援制度です。
受講の目的は訓練校の卒業や失業保険の受給ではなく就職です。

最後に

失業保険受給目当てなどの不正に悪用されないよう、具体的な回答例は割愛しました。

わからないこと、不安なことがあればハローワークに問い合わせてみてください。
申し込みはお住まいの地域の管轄でしかおこなえませんが、相談だけならどこのハローワークでも可能です。

会社と社会に必要とされる人材を目指して頑張りましょう。

参考リンク
■ハローワークインターネットサービス

■求職者向け公共職業訓練コース情報

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