2016.08.12

草食系男子は彼女が欲しくないわけではない

つきあいたいと思っている男子が、いっこうに口説いてこないとか、手を出してこないというのはなぜなのか? について、今回は一緒に考えてみたいと思います。

■男子は恥じらうもの

男には昔から男特有の恥じらいがあります。
60代の男性も50代の男性も、若い男子も、みんな男特有の恥じらいを持っています。
特に、古くからの厳しい男女関係を学んで育った、現在60代くらいの男性は、ものすごく酔っぱらわないと好きアピールをしない……たとえばこういう事実があります。

あるいは恥ずかしいから、好きな女子に悪口を言うことで好きアピールとしている……こういうことも、60代の男性に見られる傾向です。

50代の人は、若いころバブル景気だったので、車を持っていないと彼女ができないとか、スキーやサーフィンをやっていないと(やっているふりでもしないと)彼女ができないという危機感とともにオトナになりました。

だから多少、その上の世代より、好きアピールがこなれているものですが、それでもよほど場慣れしている男性でもない限り、恥じらいが先に立って、なかなか口説けないものです。

■いまの男子は身動きがとれない

40~50年ほどで男のつくりはそう変化しないので、若い男子も、その上の世代と似たような恥じらいを持っています。

それに加えて、若い男子は「空気を読む」ということを意識しながら育ってきたので、「恥じらい+空気を読む=身動きがとれない」ということになったりしています。

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高校生くらいまでお勉強にいそしんできた若い男子なら、それに加えて人の顔色をうかがう能力に長けています。
大人たちが言う通りにお勉強をしないと、大学に進学できない……というような息苦しさとセットで成長してきたわけです。
だから無理をして勉強を続けてきた男子は、まず「親」のことを考えています。親の気に入るようにふるまうにはどうすればいいのか? ということを考えるのが得意なのです。

それがひとりっ子の男子なら、もっと大変です。
小さいころから親の顔色をうかがうことが「仕事」だった……ひとりっ子の男子からよく聞く言葉です。きっとひとりっ子の女子も同じようなものでしょう。

でも、こと恋愛となると、女子のほうが親の期待と、自分の希望を両立させて人生を考えていくのがうまいのでしょう。

■女子の役割

もともと恥じらいがあるうえに、ちょっとした「いい子」として生きてきた、いわば不自由な男子が、今日明日でいきなり自由に女子とコミュニケーションできる人になるはずもなく……結局、彼女は欲しいけれど好きアピールができない、ということになります。

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つきあいたいと思っている男子が、いっこうに口説いてこないとか、手を出してこないというのは、彼の恥じらいゆえです。あるいは彼が空気を読む「いい子」だからです。
彼女がほしくないわけでは、決してないということです。
だから女子が「わたしのことが好きなら好きと言えばいいじゃない」くらいのことを言わないと、草食系男子との恋愛は前に進まないのです。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

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