2011.07.22

Androidで必要なウィルス対策とは?

スマートフォンは、PCなどと同じく「OS」の上でさまざまなアプリが起動しています。そこにはやはりPCと同じく、不適切なアプリやプログラムが介在しています。そう、「ウイルス」です。

特にAndroid向けのウイルスは肥大化する一方です。ウイルス対策ソフトを提供するマカフィーによると、これまでスマートフォン向けのウイルスのうち、Android向けは全体の数%程度に過ぎませんでしたが、2011年は半年も経たぬうちに、半数を超えるウイルスがAndroid向けとなっているそうです。PC同様に、Androidも適切なウイルス対策を実施することが求められているのです。

ではAndroidのウイルス対策はどのように実施すればよいのでしょう。さまざまなアプリが提供されているので、主だったものを紹介していきましょう。

どんな被害にあうの?

まず、ウイルスに感染すると、どんな被害にあうのでしょう?

これはPCがウイルスに感染した場合と大きな違いはありません。

よく聞くのは個人情報の流出です。普段利用しているIDやパスワード(PW)が外部に漏れ、この情報をもとに本人になりすまします。ショッピングサイトで買い物をしたり、銀行口座から現金を振り込んだりなど、IDとPWが漏れるだけでも甚大な被害が考えられます。

 

ウイルスに感染する以外に、銀行のWebサイトを模倣するなどして利用者をだまし、IDやPWを盗み出す「フィッシングサイト」といった被害もあります。

 

 

シマンテック「ノートン モバイル セキュリティ」

具体的にどんなウイルス対策ソフトがあるのでしょう。ここでは3つ、紹介します。

 

不正なプログラムを含んでいないか、アプリをインストールするときに監視するほか、SDカードも監視してウイルスの侵入をブロックします。
怪しいサイトへアクセスしない仕組みも備えます。同社がクラウド上に配置したデータベースと連携し、不正なプログラムなどを持つサイトへのアクセスをブロックします。
そのほか、端末を紛失/盗難した際に、場所を特定したり操作をロックしたりする機能も備えます。

 

価格:2980円(ダウンロード版)
製品概要:http://www.symantecstore.jp/products/package/norton-mobile-security.asp?source=nms_symjpn&inid=jp_ghpbanner_nms_store

 

トレンドマイクロ「ウイルスバスター モバイル for Android」

不正なアプリやウイルスなどの侵入を監視し、遮断します。基本的な機能はシマンテックの「ノートン モバイル セキュリティ」と同じです。アダルトサイトやギャンブルサイトなどの有害サイトへのアクセスを制御する機能も設定できます。悪意あるメールと診断された中から、受信を許可するものは「ホワイトリスト」として、メールを受信できるように設定し直すことも可能です。

 

価格:無料(2011年9月30日まで無料となるベータ版)
製品概要:http://jp.trendmicro.com/jp/products/personal/vbma/index.html?cm_sp=ConsNew-_-vbma-_-cons_top&tmos=ConsSol_vbma

マカフィー「McAfee Mobile Security Google Android」

ウイルス対策のほか、データのバックアップ機能を備えます。位置情報を活用して紛失した際の端末の所在を地図上で確認したり、遠隔からデータを消去して情報が漏えいしないように設定したりできます。
なお、NTTドコモは機能を絞った簡易版を無料で提供しています。

 

価格:29.99米ドル(年間)
製品概要:https://www.mcafeemobilesecurity.com/products/android.aspx

さいごに

ここに挙げたものは一例です。他にも多数のウイルス対策ソフトがありますが、アプリは1つだけインストールするようにします。「危ないので3つインストールしておこう」とする必要はありません。複数のアプリをインストールすることで動作が不安定になり、最悪の場合、端末が起動しなくなる危険もあります。

どんな脅威に対してしっかり保護したいのかを考え、それに見合うウイルス対策ソフトを導入することが大切です。

 


 

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