2016.09.15

「好き避け」から生まれるものはなにもない

いわゆる「好き避け」から生まれてくるものといえば、後悔ぐらいです。
今回は、「好き避け」から生まれてくるものを見つつ、いい恋愛とはどういうものなのかについて、一緒に考えてみたいと思います。

■好き避けの呪縛(じゅばく)

好きな男子に、わざと冷たく当たるとか、好きな男子を避けつつ、少し遠くから彼のことをチラ見するとか……特に若い頃は、そういったことをする女子もいるでしょう。
好き避けをしている女子も、されている男子も、お互いに自分が何をやっているのかよくわかっていないものです。

好きなのであれば、素直に好きと言って付き合うとか、あえなくふられてしまうとか、いずれかの答えが出してしまえば、さまざまな呪縛から解放されて、気持ちが楽になります。
そして自分が何をやっているのか、よく見えてくるようになります。

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先日、高校3年間を通して、大好きだった彼に対し、好き避けをしまくって、3年間、結局、誰とも付き合わなかったという女子の話を聞きました。
彼女が後悔していることは1つで、「彼に告白をしておけばよかった」と言います。

そして、その彼女のことが好きだった彼からも、偶然、話を聞くことができました。
彼も彼で、彼女の好き避けに振りまわされて、高校3年間、結局、誰とも付き合うこともなく、毎日、好き避けをしてくる彼女の本心を知りたいと思って、悶々としていたそうです。

かわいそうな青春時代を過ごしてしまったカップルですね……と言ってしまえばそれまでの話かもしれませんが、特に心が柔らかい若いうちは、この話から、ひとつの理想の恋愛の姿を学んでおくというのも非常に有効ではないかと思います。

■好き避けから生まれてくるものは、なにもない

好き避けをするというのは、自分の気持ちに素直でないということです。
恋愛に限らず、家族との関係においても、仕事においても、学校でのいろんな行事においても、自分の気持ちに正直に行動できないと、最後に残るのは後悔だけということになってしまいます。
つまり好き避けから生まれてくるものはなにもないわけです。

この項をお読みの皆さんは、まだ若いでしょうから、ママが読むwebサイトを見たことがない人もいると思います。
女子がママになったとき、子供に素直に接することができないという悩みを抱えているママがいるそうです。
恋愛関係と親子関係は、またひと味もふた味も違うものなので、それらを一緒くたに考えてはいけないのかもしれませんが、ざっくり言えば、好きな彼に対して好き避けをするというのと、愛しい我が子に好き避けをするというのは、非常に似ています。

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好き避けというのは、ある意味では思春期特有の恥じらいのようなものであり、それをやっている本人も、どうにもできないことなのかもしれません。
自分なりに精一杯好きになった結果、体がひとりでに彼のことを避けてしまうということもあるでしょう。

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そうであったとしても、自分の気持ちに素直に行動するということを、若いうちに経験しておけば、後になっていい恋愛ができるようになってきます。
たくさんの恋愛経験の中に、たったひとつ、ほろ苦い好き避けの経験があるというのは、まぁ、健全な女子かもしれません。

しかし若い頃の恋愛経験といえば、好き避けの記憶しかないということになってしまえば、後の人生がちょっぴりしんどくなってきます。
裏を返せば、好きだから勇気をふり絞って告白するという経験が、素敵な大人の女性への階段を昇らせてくれるのです。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

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