2011.09.21

終わりよければすべてよし。スマートに退職するために気をつけたい「5つ」のマナー

 「立つ鳥跡を濁さず」「終わりよければすべてよし」――。

退職時の印象は、最終的なあなたの評価を大きく左右すると言えます。

 

 業務の引き継ぎや取引先への挨拶は社会人として完遂するのは当たり前ですので、ここでは同僚や上司に気持ちよく送り出してもらうために必要な気配りやマナーを「5つ」紹介します。

 

① 身の回りの整理整頓・清掃を完璧に

 自分のデスク回りやロッカーの整理整頓・清掃は最重要項目です。 

 どんなにきちんと引き継ぎができていたとしても、デスクの引き出しの中がぐちゃぐちゃだと、それだけで退職後に「残念な人だったね」と言われかねません。

 

 引き出しの中にクリップやステープラーの針が落ちていたりしませんか?

 ロッカーの扉にフセンやシールを貼ったままにしていませんか?

 

 誰が見ても、気持ちがよい状態になるまで徹底的に磨きあげましょう。

② 備品や資料はきっちり返却

 また、会社支給の備品、経費で購入した資料はきっちり返却しましょう。

 IDカードや余った自分の名刺など、事前に管理者に問い合わせて処理方法を明確にしておくと退職日当日に手間取りません。

 

 そのほか、オフィス機器のマニュアルや、インストール用のソフトなど、自分にしかわからない場所に保管していませんか?

 

 タグのついていないカギや、空っぽのCDRやDVDはありませんか?

 他人がみて、“なにかわからないもの”を残さないようにするのもマナーです。

③ PCデータの処理は細心の注意を払う

 職場のデジタル化が進み、個人データや業務上のデータの大半はPCに保管されることが増えています。テンプレートを共有状態にしておき、バックアップが他のPCから接続できるか最終の確認をしておきましょう。

 

 そして忘れがちなのが、各種メーリングリストの解約や外部ログインする際のIDの削除。

他人が解約処理をする場合、過去のメールをさかのぼったり、管理者にパスワードを問い合わせたりしなければならず、倍以上の手間がかかるはずです。

もれのないよう、しっかり自己責任で処理しましょう。

④ 挨拶の品の選定と調達は慎重に

 退職時の挨拶の品には、和洋いずれかのお菓子を選ぶ人が多いようです。数が足りないと取り返しのつかないことになるので要注意。

 

 高価である必要はありませんが、できるだけ万人受けする商品を選びましょう。また賞味期限が長めで、取り分けやすい個包装が喜ばれるでしょう。

ネット通販などで取り寄せる場合は、配達の遅延なども考慮して十分に余裕をもって手配する必要があります。

⑤ 最後のスピーチは明朗かつ簡潔に

 そして、最後のスピーチの際に気をつけたいこと。それは、他の同僚や上司には、今日も明日も明後日も業務があるということです。

 

 定年退職を迎える場合などは別ですが、さほど勤続年数が長くない場合に自分の入社から退職までを振り返りるスピーチは迷惑です。今回の職場で最も印象深かったエピソードと、人との縁・出会いに謝辞を述べ、会社の発展を願う一言を添えれば十分と言えるでしょう。

 

 あなたの退職日は、皆の通常業務の一日に過ぎません。このことを忘れず、スマートに振る舞えば、あなたも周囲も笑顔で退職日を迎えられることでしょう。



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