2011.09.13

野菜の“生冷凍”でスピーディ&デリシャスクッキング

 

野菜って、収穫されたが最後、刻一刻と劣化し栄養分も失われるデリケートな食材。でも、丸ごとキャベツや大根1本を短期間に使い切るのは大変ですよね。

 

でも大丈夫!面倒な下ゆでや解凍の手間ナシ、栄養分の損失も少ない、野菜の“生冷凍”ワザを知れば、せっかく買った野菜も無駄なく、簡単に、とっても美味しく使い切れちゃいます!

 

まずは、よく洗うこと!

 

解凍後は過熱せずに料理に使えるので、冷凍する前の段階で、しっかりと流水でキレイに洗っておきましょう。

加熱調理の場合でも、解凍後にいちいち洗わなくて済むので手間が省けます。

写真のように好みの大きさにカットしてから洗うと隅々まで汚れが落ちます。

解凍後の使い勝手を考えると、キャベツなら2cm角のざく切り、小松菜など葉野菜は3cm程度、大根は薄めのいちょう切りか半月切りが便利。

そのまま冷凍庫へ!

栄養の損失と霜を防ぐため、しっかりと水気を切り、フリーザーバッグかビニール袋に詰めます。できるだけ空気を抜いて口を閉じ、そのまま冷凍庫へ。これでおしまい。

 

料理や家族構成によって分量を調節し、使いきりサイズで小分けにすること。

私は、野菜メインの料理用に大きい袋に詰めるものと、付合せや小鉢、おおつまみ、お弁当用に小さく詰めるものとに分けています。

 

 

流水解凍→即お料理!

さて、いよいよ調理です。

使いたい生冷凍野菜を冷凍庫から取り出し、水にさらすだけ。この時、袋の上から一旦水をかけると、袋と中身が剥がれやすく取り出しやすいです。

 

それをザルにあけて、しばらく流水に当てるか水にさらしてください。氷が溶けると、まるで湯通ししたように しんなりした野菜が・・・!

 

それらをそのままアンチョビやオイルサーディンなどと和えると、たちまち小洒落た一品料理に。写真は解凍したキャベツと湯引きした鶏皮をレモン塩で和えたもの。しんなりしてるので、ハンバーグや餃子のタネ、サンドイッチにも使いやすいし、チャーハンやラーメンにもそのまま投入できます。

 

大根の塩昆布和えや柚子コショウ和え、小松菜入り玉子焼きなど、下ゆでの1工程を省いて調理できます。

1ランク上のワザも!

いつもの料理をグッと美味しく、グッとお洒落に・・・な“生冷凍野菜”が、タマネギとキノコとトマト。

 

みじん切りして凍らせたタマネギなら、ホワイトソースやハンバーグを作るときの面倒なアメ色タマネギが短時間で実現!

 

キノコは生のまま炒め物やパスタに使うより、香りも風味も増し、味も染み込みやすくなります。キノコは洗わず表面のホコリをペーパーで拭い、小房に分けて冷凍。凍ったまま加熱調理します。冷凍前にさっと天日干しすると、風味がさらに凝縮。

 

トマトは洗ってから丸ごと冷凍し、サラダや冷奴、冷麺などに、凍ったまますりおろし器でスリスリ。もみじおろしがかかったような美しい色あいで、清涼感あるお洒落な盛り付けになりますよ。

ちょっとだけ注意。

最後に、少しだけ注意点を。

基本、加熱しないで使うことが前提なので、野菜はなるべく新鮮なものを新鮮なうちに凍らせること。解凍したら、使い切ること。丸ごとトマトに関しては、必要量だけすりおろしたら、再び冷凍してOK。

 

そして、アクの少ない野菜を選ぶこと。山菜やホウレン草などアクの強いものは茹でてアク抜きしてから凍らせてくださいね。

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