2017.04.24

異性を信用できないから恋は楽しい

相手のことを「100%信用できない人」だと思えば、そもそもつきあわないですよね。
でも、信用していいのか、信用しちゃマズいのかよくわからない、でも好きだから彼のことを信用したい、でも不安、という複雑な時期って、ありますよね?
恋愛の悩み相談を読んでいたら、女子の恋愛の悩みって、この「異性に対する信用」にあるように思います。
女子にとって、男子のことを(彼のことを)信用するとは、どういうことなのか?について、今回はお話したいと思います。

■女として、男として

人によっては、もうずいぶんと昔のことかもしれません。つい最近のことかもしれません。男女で団子になって遊んでいた時期って、ありますよね?
中学からそんなことはしたことがない、という女子であっても、もっともっと幼い頃って、相手が男だとか女だとかに関係なく、みんなで遊んでいたでしょう。

オトナになって、そういう関係の男子とつきあえば、かなり楽しいものです。つまり友だちの延長線上に恋愛があるケース。彼は彼女のことを、ことさら女として見ておらず、彼女のほうも彼のことを、ことさら男として意識することなく、お互いにお互いの胸のなかにすっと入っていけたケース。
恋愛って、男とか女とかという以前に、「そもそも人として信用できるかどうか」という要素がかなり強いので、こういったケースはとっても幸せだろうと思います。

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でもたいていの人は、なかなかそうはうまくいかず、「女として」「男子に」どう好かれるのか?とか、男子ってそもそもなにを考えているのか?というところに、考えが向くと思います。
そういう考え方になるというのは、男女の違いを意識する年頃になったわけで、そういうのって、考えないより考えたほうがいいはずです。このへんの男女の違いを知ることなく歳を重ねてしまえば、やっぱりなんらかのトラブルが生まれる可能性が高いものです。男女の違いって、絶対的に存在するし、それは死ぬまでついてまわるから。

■ココロオドルこと

異性のことが信用できないと思うのは、この男女の違いを見ているからです。
そして、意外に思うかもしれませんが、違いを見るというのは、同じところを見る、ということです。

たとえばあなたが東京の出身で、彼が沖縄の出身だったとします。誰もが知っているとおり、東京と沖縄とでは文化が違うので、あなたと彼とで、食の好みもお酒の好みも違うはずです。
が、あるとき、彼とあなたとで、おなじ食べ物やおなじお酒が好きだということが判明します。
そのとき、きっとあなたは彼にすごく共感するはずです。共感から恋が芽生えます。恋にならなくても、「これまで以上に信用してもいい人かも」と思います。

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人は他者のなかに自分との違いを見つつ、じつのところ、心の奥では「共通点があってほしい」と思って、「おなじもの」を探しているのです。
「おなじもの探し」は、「信用に足る人かどうか」という疑いから始まります。
つまり「異性を信用できないかも」という思いは、すでにそれだけで恋の入り口に立っているということ。
信用できないかもしれないと思うから、おなじところを探し、探し当てることができたら、つまり理解しあえたら、ココロオドルのです。それが恋です。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)
(河西歩果/モデル)
(泉三郎/カメラマン)
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