2010.02.23

花粉症のつらい症状に打ち勝つ食事療法とは?

寒い冬から解放され、もうすぐ温かい日差しに包まれる春がやってきます。しかし、花粉症の人にとっては、くしゃみ、鼻水、目のかゆみという症状に悩まされるため、この時期は、非常に辛い季節と感じるようです。


そのため、花粉症の人は毎年この時期、さまざまな花粉症対策を行っているようです。たとえば、うがいや手洗い、といった基本的な対策から、マスクやめがね、目薬といったグッズで花粉をシャットアウトしたり…。


このように、花粉を浴びない努力を行うことは、必要不可欠ですよね。対策法は、『花粉から徹底的に身を守る方法』をご参考に。 


花粉症対策に忘れてならないのが、食生活の改善です。今回花粉に効果のある食事、飲み

物の情報を発信していきたいと思います。

■花粉症の症状を和らげる食材たち

花粉症の方に積極的に摂ってほしい食材は以下の通りです。


<花粉症に効果のある食材たち>

●乳酸菌(ヨーグルト 味噌など)
●ポリフェノール(ワイン 緑茶 大豆など)
●シソ
●甜茶
●魚介類(特に青魚)
●薬味類(長ねぎ・しょうが・にんにく)
●緑黄色野菜(にんじん・ほうれん草)
●根菜類(大根・かぶ)
●ハーブ(ペパーミント ローズヒップ)

これらについて簡単ですがひとつずつ説明していきたいと思います。


ヨーグルトや発酵食品が花粉症にいいわけ

ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」は、腸内にいる細菌バランスを改善して免疫力を高めてくれます。そのため、アレルギー(花粉症)の症状を抑えることができといわれています。

 

ヨーグルト同様に納豆や味噌、醤油、ぬか漬け、酒かすといった、日本独自の「発酵食品」にも、腸内環境を整える働きがあるので花粉症やその他のアレルギー症状のある人は、毎日、積極的に食べてほしい食品といえるでしょう。

様々な「ポリフェノール」も積極的に摂るべき!

「乳酸菌」のほかにも花粉症を改善するために注目すべき成分があります。それが「ポリフェノール」という成分です。

 

ちなみに、花粉症対策の機能性食品には必ず、この「ポリフェノール」成分が含まれています。



 ポリフェノールは、植物が光合成を行うときにできる色素や苦味の成分で、ほとんどの植物に含まれています。とくに有名なポリフェノールが「カテキン」「イソフラボン」です。

 



 ポリフェノールは、抗酸化物質が多く毛細血管の強化、保護、活性酸素を抑制し血流を改善してくれます。そして、「ヒスタミン」などの化学物質が放出されるのを抑制し、辛い花粉症の症状を穏やかにする効果があるといわれています。花粉症だけでなくアレルギー性鼻炎にも効果ありです。



 ポリフェノールが豊富に含まれている有名は食べ物が、野菜や果物たちです。
ですので、目のかゆみや鼻水などの花粉症症状を抑えるためにも、是非とも、ポリフェノール豊富である野菜や果物を積極的にいただきましょう。

 




 免疫力を高めてくれる「乳酸菌」が入ったヨーグルトや発酵食品。ヒスタミンの放出を抑えてくれる「ポリフェノール」の入った野菜や果物。これらの他にも花粉症に効く「食べ物」や「食生活のコツ」をつぎにお伝えしましょう。

ビタミンやミネラルたっぷりの野菜類

野菜の中にはポリフェノールだけでなく、免疫機能を高めてくれるビタミンやミネラル、腸内環境を整えてくれる食物繊維が豊富に含まれてありますので、花粉症を予防・軽減するためにも一年を通して野菜を積極的に食卓へ出すように心がけましょう。

 

日本食を中心とした食事スタイル

食品添加物の入った加工食品や甘いもの、動物性たんぱく質、脂肪などの摂り過ぎは、アレルギーを引き起こしやすいです。花粉症になってしまった人はもちろんですが、花粉症になっていない人もできるだけ和食を基本とした食事スタイルがいいでしょう。


花粉症にならないためにも、また、症状を抑えるためにも、魚や野菜を中心とした和食を食べてください!



 つぎにお伝えしたいのは、花粉症に効くドリンク(飲み物)です。

花粉症におすすめなドリンク


① ペパーミントティー

 
ペパーミントには、抗アレルギー作用がある「ミントポリフェノール」が含まれてあります。毎日飲み続けるとこの抗アレルギー作用が働きて目のかゆみや鼻づまりが少しずつ治まってきますよ~!


ちなみに、ペパーミントを選ぶ際は、生葉よりもドライの方が花粉症効果が発揮されるそうですよ。

 

ハーブティの入れ方と飲み方』を参考に、是非、生活の中に取り入れてみてください。

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②ルイボスティー


南アフリカに伝わる健康茶であるルイボスティーも抗酸化作用のあるフラボノイドがたくさん含まれているので、花粉症やぜんそくなどアレルギー症状に効きます。

ほかにもカルシウムや鉄といった栄養素、イライラを和らげストレスを緩和してくれる効果、また美肌効果も期待されているので女性に大変人気です。

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③甜茶(てんちゃ)


「甜茶(てんちゃ)は花粉症に効くらしい」これは全国的にすでに有名なので

みなさんもご存じだったのではないでしょうか。

甜茶(てんちゃ)に含まれている「甜茶ポリフェノール」と独特の甘みのもとである「ルグソシド」が主な成分で、この甜茶ポリフェノールが免疫細胞に働きかけて、花粉症をはじめ、アレルギー性鼻炎のもとであるヒスタミンなどの放出量を減らす働きがあります。


甜茶を購入するうえでひとつ注意点があります。それは、「バラ科」の甜茶を選ぶことです。

 

甜茶には、アカネ科の「牛白藤」、ユキノシタ科の「蝋蓮繍球」、ブナ科の「多穂柯」とバラ科の「甜葉懸鈎子」の4種類がありま。しかし、抗アレルギー作用を持つ甜茶ポリフェノールはバラ科の「甜葉懸鈎子」にしか含まれてないのです。
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④シソ茶 
シソといえば、刺身のツマなどに利用する大葉(青シソ)というイメージですが、花粉症に効くシソ茶で使用するのは、赤シソ(濃い紫色のシソ)の方といわれています。

 

このシソ茶の原料であるシソには、免疫を強化させ、アレルギー反応を抑える物質に変化できる「α-リノレン酸」が大量に含まれているので花粉症の人には毎日飲んでほしいドリンクであります。お茶にするのは青シソでもOKなのですが、多少の青臭さが残るかもしれません。

 

作り方はこちらを『シソ茶の飲み方と作り方』、ご参考に。

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花粉症の人が控えた方がいい食品

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① 高タンパク質」「高脂肪」を控えること
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確かにタンパク質は免疫力を高めてくれる大切な栄養素のひとつですので毎日口にしたいものですが、摂取する量が多すぎると免疫機能が過剰に働きすぎるため、アレルギー症状、または花粉症の症状がひどく出てしまう傾向にあります。

 

タンパク質を摂るならば、アレルギー症状を抑えるはたらきを持つ不飽和脂肪酸のEPAやDHAが含まれた青み魚や白身魚、豆腐などの植物性タンパク質がいいです。

 

肉の場合、脂質がたっぷり含まれたものは避けること。豚肉ならば、モモ肉などの赤味部分、鶏肉ならば、ささみや胸肉などの脂肪の含まれていない部位を選んで食卓へといった気づかいが大事になってきます。

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②アルコールや香辛料などの刺激物
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ビールを片手にカレーやペッパーの効いた料理をいただく…。まさに至福のひとときですよね~。しかし、残念でが花粉症の症状がでる時期ごろは、これらスパイスや香辛料の多く含まれたメニューとアルコール類は、控えてください。


というのも、香辛料をはじめアルコールなどの刺激物系というのは、鼻の粘膜にある毛細血管を広げてうっ血・充血させてしまいます。それにより、鼻水の量が増えたり、鼻づまりをますますひどくしてしまうからです。

 

ですので、花粉症の時期は特に「刺激物系」を口にするのは、ガマン、ガマンですよ~。


まとめ

私たちが毎日口にする食事の内容次第で花粉症の症状が和らぐことは思いのほか見逃されがちですが、食事を改善したり、花粉症に効く飲み物を毎日飲み続けると花粉症の症状が確実に和らいできます。


基本的には油っぽいものや高タンパク質は避けて、ポリフェノールや食物繊維が多く含まれている野菜や果物をたくさんいただくこと。 基本的な食事スタイルは、和食がいいでしょう。


また、花粉症に効くといわれているドリンクを毎日飲み続けること。これも花粉症を和らげるには必要な習慣となりますので、ご参考に!

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