2012.02.16

やまとなでしこの貫録!一目置かれる手紙の書き方 ~本文の構成~

実は手紙には一定のテンプレートの様なものがあります。
それに沿って書くと意外と簡単に綺麗な文面が作成できます。
大きく分けて前文→主文→末文の3部構成に後付けを添えた形が一般的です。



前文

頭語→時候の挨拶→感謝やお詫び、という流れで書きます。


・頭語
頭語は「拝啓」など、文頭に付ける言葉です。
末文の最後に置く結語と対応するので、次のセクションで詳しく説明いたします。
また、前文は親しい相手に宛てる場合において、省略することがあります。
その場合は「前略」という頭語の後にそのまま主文を書き始め、結語は「早々」、差出人が女性の場合は「かしこ」とします。

・時候の挨拶・お互いの様子に関する挨拶
時候の挨拶はよく手帳の付録などに例文が載っていますが、基本的には季節の移ろいを表現する文章なので、あれらに限定はされません。
「~いかがお過ごしでしょうか」「~ご健勝ことと思います」など、相手の様子を気にかける言葉が続き、自分の近況も書きます。
お互いの様子の挨拶は省略することも多いです。

・感謝やお詫び
これらの用件がある場合は主文の前に書きます。

主文

所謂本文のことですが、相手に読みやすい様工夫します。
書きたいエピソードを全て箇条書きで書き出し、時系列やそのエピソードについての感想などを分かりやすく並べなおしてから文章を作成すると読みやすい構成になることと思います。

漢字なども文章量が多い場合や筆跡によっては読みにくい場合もあるので、実際適当な紙に書いてみてから最終的な文章を決めることが好ましいです。



末文

プライベートの手紙では、結びの挨拶は相手の体調や様子を気遣う文章を用いることが多いです。
「ますますのご健勝をお祈りいたします」「(気候の話題をからめて)ご自愛のほどをお祈りいたします」
最後に頭語に対応する結語を置きます。

頭語と結語

基本的には「拝啓~敬具」を使いますが、改まった挨拶や、初めて手紙を書く相手、目上の相手にはさらに丁寧な頭語と、それに対応する結語を使います。

・一般
頭語:拝啓 啓上 拝呈 一筆啓上
結語:敬具 拝白 拝具 

・丁寧
頭語:謹啓 謹白
結語:敬白 再拝 謹具

・略式、緊急
頭語:前略 冠省 略啓 急啓 急白
結語:草々 不尽 不一 不二

・再信
頭語:再啓 追啓 再呈
結語:敬具

・返信
頭語:拝復 復啓 謹復
結語:敬具 敬白 拝答


この他に女性特有の結語として「かしこ」があります。
この結語は大抵の場合使えるので女性は覚えておくと便利です。
ただし丁寧な表現では「あらあらかしこ」か「めでたくかしこ」を使います。

後付

本文を書き終えたら行間を置いて、書いた日付と署名をします。
さらに宛名も書きます。

2011年2月7日
兎 タバ子
ハウコレ 御中

ちょうどこんな感じです。
「御中」は団体向けの敬称です。
一般的に個人向けには「様」を使います。

個人向けでは敬称の後に、封筒の宛名の近くに書いたものと同じわき付けを書くといっそう丁寧な形式になります。

追伸

基本的には主文の中に収めるのが好ましいですが、付記することがある場合、少し行間を置いて「追伸」という頭語を付けて書き足します。

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