2012.02.16

やまとなでしこの貫録!正しい手紙の書き方~基本の作法~


昨今は電子メールが普及し、切手いらずですぐに相手に文章を送信できるようになりましたが、やはり手紙という通信手段も根強い人気があります。

手紙には素敵なレターセットやデザイン性の高い切手などを選ぶ楽しみもあるので、まずは親しい友人や、会う機会の多い親戚宛てに、是非書いてみてください。

基本的なマナー

・まずは便箋でなく手ごろな紙で文章を作成
・便箋と封筒は市販品が無難
・なるべく便箋は2枚以上使う
・足りない場合も白紙の便箋と合わせて2枚入れる
・清書には濃く暗い色の、書き味の良いペンを選ぶ。
・封筒の裏や下部に自分の名前と住所を書く
・封はのりで
・閉じたらシールか〆印で機密性を証明

便箋や封筒はハンドメイドでは読みにくかったり、郵送中に紙が傷む場合があります。
市販品の場合は上質な紙を使っていたり、デザインも読みやすく工夫されているものが多いです。
便箋は2枚以上使うルールがあります。
裏に色が付いていない封筒に入れても本文が透けにくいという利点があります。
鉛筆やフェルトペン、色が鮮やかなペンで書いた文章は非常に読みいにくいものです。
相手が読みやすいペンを選んでください。
また、封筒に差出人の情報が無い手紙は開封されなかったり、最悪相手まで届かないこともあります。
中身がこぼれてしまう場合もあるので必ず封はのりを使います。
シールを貼る場合も一度のりで封をしてから貼ってください。
シールを貼らない場合は封筒のベロのとじ目部分に〆印を書きます。

宛名の書き方



縦型  
 洋型 


封筒に宛名を書くときは図のように書きます。
宛名に一字分余白を取り、敬称を付けます。
一般的には「様」ですが、

目下の人の場合 「殿」
公用の場合   「殿」「様」
大勢に向けて  「各位」
官庁・会社・団体 「御中」

等も使います。
普段「先生」と呼ぶ職業の相手にはそのまま「先生」を使う事もあります。

脇付けを使ってみよう

脇付は相手に敬意を表す時宛名の下に書くものです。
封筒に書く場合は宛名の斜め下部に宛名より小さな字で書きます

一般向け
机下・座右・御座右・侍史(じし)

目上の人に
玉案下・尊前・台下

両親に
膝下・尊下・御許

差出人が女性
みまえに・みもとに・御許に・まいらす・御前

封筒用脇付
封筒にその手紙の性質を記す場合書き入れます。
「親展」「至急」などは使う機会が多いです。

普通の手紙:平信
返信:返信・貴答
急用:至急・急信
直接開封してほしい場合:親展・御直披
人に託す:幸便に託す・託○○様
内容:○○在中

便箋の折り方

書いた手紙の天地が正しい状態で、文章が書いてある面を見ながら折ります。
封筒に入れるときは封筒の裏側(封をする方)を見ながら入れます。

・縦書き三つ折

下辺を手前に谷折り→上辺を手前に山折。
開いていた時に右上端だった部分が右上になる様、90度左に回転。
そのまま封筒に入れる。

・縦書き四つ折

下辺から手前に向かって二つ折り(谷折)
もう一度繰り返す。
上辺を手前に向かって反転させるよう裏返す。
開いていた時に右上端だった部分が右上になる様、90度左に回転。
そのまま封筒に入れる。

・洋型縦書き

左辺から右に向かって二つ折り。
下辺を手前に向かって二つ折り(谷折)
そのまま90度左に回転。
封筒に入れる。

・洋型横書き

下辺から手前に向かって二つ折り(谷折)
左辺から右に向かって二つ折り。
そのまま90度左に回転。
封筒に入れる。

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