2012.02.16

実は種類いろいろ!お菓子作りのためのホイッパーとボウルの選び方


お菓子作りに欠かせないアイテムの代表選手はホイッパーとボウル。
でも色んな種類があってどれが一番いいのか分らない。
それぞれのメリット・デメリットを知って、自分に合う道具を選びましょう。

ホイッパーの種類

表記されている時間は全卵1個に砂糖25gを加え、スポンジケーキに適した「の」の字がかける段階まで泡立てた時間です。
個人差や作業条件により変わってきますので、あくまでも目安です。
騒音に関しては金属製のホイッパーなら通常あるものですが、ボウルをシリコン製にすることで気にならなくなるものは普通、としています。


 所要時間 空気重さ 体積騒音 
ノーマル 20分普通多様多様普通
スプリング15分多い軽い少ない普通
ワイヤーボール5分多い重い大きい大きい
ハンドミキサー25分 少ない重い大きい大きい
シリコン計測不能少ない軽い多様少ない

・ノーマルタイプ

ワイヤーの本数が色々ありますが、所要時間は大して変わらない場合が多いです。
ただ、ワイヤーの数が多いほど気泡がきめ細かくなります。
その分重量が増し、体積も大きくなります、持ち手が太くなります。
1回に仕込む量が多い場合は長めの物を選びます。

・スプリングタイプ

場所をとらず、泡立て時間が短くなり、生地がきめ細かく気泡を含みます。
ただグリップの部分は画像のような仕様の商品が多く、これは握りにくいです。
シリコンボウルで殆ど騒音を抑え、軽いのでボウルに突っ込んだまま手を離しても倒れにくいのでデメリットがあまりないタイプです。

・ワイヤーボウル入り

最も短い時間で泡立てることができました。
生地がきめ細かく気泡を持ちます。
比較的収納性が悪く、中のワイヤーボウルが騒音を大きくしています。

・ハンドミキサー

意外に泡立てに時間がかかる変わりに、激しく動かす必要が無いので楽です。
生地の雰囲気はノーマルタイプに近いです。
足部分がノーマルのホイッパーのような細いワイヤーのものは比較的きめ細かくなります。
足部分が2つあり、平たい2本線のものなら、バターのホイップに便利です。
モーター音がすること、電源を要すること、機体部分があることなど、電動式特有のデメリットがあります。

・シリコン

騒音がなく、テフロンを傷つけにくいのでお鍋の中でも使えます。
但し、スポンジケーキやメレンゲを作るのには向きません。
液体が飛び散りやすく、泡立ちが遅いので筆者は作業時間の計測を断念しました。
確かに騒音はありませんが、お菓子作りをする方でその点のみを求めて購入を考慮している方は、シリコンボウルの使用をオススメします。


料理別の適性

・別立てスポンジ
シフォンやビスキュイ等は、スプリング、ワイヤーボールタイプが向きます。

・共立てスポンジ
しっとりがいいならノーマルタイプやハンドミキサーが向き、さっくりがいいならスプリング、ワイヤーボールが向きます。 

・マカロン用のメレンゲ
メレンゲはどんなホイッパーでも作りやすいですが、マカロン用ならばノーマルタイプが向きます。

・バターのホイップ
ハンドミキサーの、足が平たい2本線のものが向きます。

・寒天を溶かしたり、お米を研いだり
あまり大きくないシリコンタイプがオススメ。

・小麦粉の入った生地など
粘性の高い生地はワイヤーボール入りや、スプリングタイプ、ワイヤーの数が多いノーマルタイプは向きません。
足がワイヤータイプのハンドミキサーも不向きです。



目的別の適性

・ともかく楽に混ぜたい
ハンドミキサーか、ワイヤーボールタイプがオススメです。

・スピーディーに混ぜたい
ワイヤーボール入りがオススメです。

・収納がコンパクトなものがいい
スプリングタイプがオススメです。

・お菓子は作らないから普段に便利なものがいい
あまり大きくないシリコンタイプがオススメです。

ボウルの種類

 湯煎軽さ  薄さハンドミキサー 電子レンジ騒音
金属○ ×大きい
プラスチック 普通
耐熱ガラス××普通
シリコン ×小さい

・ステンレスなど金属製

熱伝導率が高く、チョコレートのテンパリングや湯煎も得意。
ハンドミキサーによる磨耗にも強いです。
湯煎時は火傷に注意が必要です。
火のついたコンロの近くに置くときも注意してください。

・プラスチック製

多少なら湯煎や電子レンジ使用できますが、オーブンや、高温の湯煎には向きません。
比較的品質の劣化が早いです。

・耐熱ガラス製

肉厚なので重ね置きすると多少スペースを取ります。
重いので子供や高齢者の使用には不向きです。
また、万が一落下や破損したときの危険性は高めです。
しかし、重い、というのは作業台にしっかりと座るという事なので、必ずしもデメリットにはなりません。
固めの生地をこねる作業等には適していますし、重めのホイッパーをを突っ込んでも安定します。

・シリコン製
生地が離れやすく、耐熱性があるので型としても使えます。
高温の湯煎にも耐えますが、熱伝導率が低いのでチョコレートやゼラチン菓子の湯煎に向きません。
ゴトクがあり、肉厚なので複数のボウルを重ね置きすることには不向きですが、折りたためるものが多いので邪魔にはなりません。
他のものよりサイズ展開が少なめです。

おわりに

いかがでしたか?たくさんある中からぴったりのものを選んで、楽しくお料理を楽しみたいですね。皆さんもぜひ、参考にしてください。

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