2018.03.28

距離を縮めるには「彼女ヅラ」じゃなくて「彼女に『なりたさ』」を出してみよう

好きな人と距離を縮めるために、あえて彼女的な立ち位置を演じて、愛着を覚えてもらうというやり方がありますけど、そんなときによく話題になるのが「彼女ヅラするのはよくないよ」というアドバイス。また、男子からの「彼女ヅラしてくる女子はうざい」という苦情もありますよね。

心の距離を近づけること自体はいいことなはずなのに、一歩間違えると「彼女ヅラ」になってしまう、だからこそ、ここで絶妙なさじ加減が必要なわけですが、そのためには「彼女になりたいんです」という気持ちを、馴れ馴れしくじゃなく、けなげに出していくということが大切なのかもしれません。

■「彼女ヅラ」の特徴

ではまず、男子がどういうところで「彼女ヅラ」を感じるのかを確認してみましょう。
それは例えば、「ランチ食べたよー」とかいちいち細かいことをLINEしてくる、「元カレがより戻そうとしてきてウザいんだけど」と異様にプライベートな相談を持ちかけてくる、などがありえると思います。どれも私が、男子から「彼女ヅラすんな!」と思う瞬間の例として聞いたことがあるものです。

たしかにそれぞれ、「彼女が彼氏にしたり、言ったりしそう」なものの例ですよね。その意味では、”彼女感”を出して心理的な距離を縮めようとすること自体には成功しているはずなんです。だけど、どこかで歯車が狂って、ウザさが出てしまっている。それが、「彼女ヅラ」という感触に繋がっている。

思うに、こういった言動はどれも、「相手が気がつかないうちにいつのまにか彼女らしい言動をとって、相手を『この人は彼女なんだ』と勘違いさせようとしてる」みたいなズルさがあるように思えるんです。

男子はもちろんそんなことをしてほしいとは頼んでもいないのに、まるで当たり前のように、「ほら、私って彼女みたいなもんじゃん?」とでも言うかのようなスタンスで、こういうことを馴れ馴れしくやってくる。

その白々しさがウザいと感じてしまう原因なんじゃないかなと思います。
やってることは、方向性としてはいい感じなのに、そのアプローチがズレてしまっている。これが原因なのかもしれませんね。

■「図々しいのはわかってるけど……」

仮に、上で紹介した言動を、このような形でやってみるとしたらどうでしょう。
まずはLINE。いきなり「ランチ食べたよー」と一方通行で自分語りをするんじゃなくて、まずは「お昼ご飯食べた?」と相手の話から始める。それで返事が来たら、「そっか、私もこれ食べたんだよ」と返してみる。まずは相手に話させて、それに乗っかる形で自分の話をやっと切り出す。もちろん相手からすれば「些細な話題」に違いありませんが、「私は、私は」と言いたいことだけ話すんじゃなくて、「こういうしょうもないことでも、LINEしたいんです」というのを双方向な会話の形でやろうとしてるおかげで、図々しさが出ませんね。

また、元カレ話の例でも、いきなりそんな深すぎる話題を出す前に「ねえねえ、私からこんなこと相談されても困ると思うんだけどさ」と、あえて「ウザいかもしれません。ごめん」というニュアンスを自分から出してみる。こうすることで、ちゃんと身分をわきまえていて、勝手に彼女ヅラしようとしてるわけじゃないということが伝わります。そして、彼女じゃないのはわかっているけれども、信頼できるあなたに相談したい、というけなげな気持ちが伝わると思うんです。

彼女みたいなポジションになりたい。そう思って何か彼女らしいことを実践しようとするときも、いきなり真隣に座って彼女然とするんじゃなくて、「隣、座ったら迷惑かな……? 嫌じゃなければ、座りたいな」という気持ちでワンクッションを置いてみる。

そのさじ加減が、絶妙に心地いい「彼女に”なりたさ”」の秘訣かもしれません。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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