2018.03.31

恋をしたからって人生は劇的に幸せにはならないよ?

彼氏ほしいなぁ。
こんな気持ちが心の底からため息のように溢れてくることって、たまにありますよね。私だって、これまでの人生で何度かありました。

でも、こういう瞬間って、単純に「彼氏という存在がほしい」というシンプルな欲求じゃなくて、「人生いろいろうまくいかない。彼氏がいれば、きっと毎日がもっと幸せになるはず」という、自分の生活そのものに対する大きな不満を持っている時期だったりすることが多いように思います。

そして、今まさにそんな思いを抱いている人に伝えたい。
恋愛は、なんだかブルーな人生を一瞬で素敵に変えてくれる魔法ではありません。

■「恋だけが充実」ってある?

私たちの周りには、幸せそうに恋をしている人がちらほらいるはずですけど、そういった人のことを思い浮かべてみてください。私も何人か、思い浮かべました。

さて、そういった人たちの中で、「仕事(か勉強)も友人関係もズッタズタでボロボロだけど、恋だけがうまくいってる。その恋のおかげで幸せだ」って人、ひとりでもいます?
私はちょっとそれに当てはまる人はいませんね。

きっとみなさんの周りの人でもそうでしょうし、また、みなさん自身の場合を振り返っても、素敵な恋ができていた時期って、きっとその他の生活もうまくいっていたんじゃないでしょうか。そして、その逆も然り。

■恋にすがったらおしまい

「彼氏ほしいな」って感情は、「今の人生、全体的に幸せじゃないぞ」っていう本能の叫びで、それは同時に「素敵な彼氏と恋をすれば、今のしみったれた生活にも、一気に彩が増すはずだ」っていう甘えた考えなのかもしれません。そしてこの考えは、とんでもない勘違いです。

誰が私を、この遣水あかりというクソゴミ凡人を見て、「この不幸な毎日を送っている女性を、俺の手で幸せにしてあげたい!」なんてことを思うんでしょうか。

そんなチャリティみたいなノリで恋愛をしている男子はいませんし、そんな価値は私にはありません。

私と恋をしてくれる人がいるとすれば、それは「毎日幸せそうにニコニコしていて、見ていても話していても魅力的だ。他の男子からも引く手があるかもしれないけれど、ぜひ俺のものにしたいな」と思ってくれる以外にはありえないでしょう。

もう一度言いますが、不幸な女性を幸せにするために恋をするボランティア精神で恋をする男子はいません。みんな、一緒にいることで、お互いの幸せを分かち合うことで、ハッピーを二倍にしたいと思う人と恋をするんです。

一緒にビジネスしない? まあ自分一円もないからさ、とりあえずあんたの持ってる100万円を資本金にして会社起こそうか。なんて話には、誰一人乗ってはくれません。

恋愛以外がうまくいっていないとき、毎日がいつもデフォルトでブルーなとき、おそらく自分自身にあまり魅力がない時期でしょう。そんなときにとりあえず恋をしたらなんとかなるはずなんて、夢のまた夢。恋はドラえもんじゃないのです。恋にすがった瞬間、恋から足元を見られて、どうしようもない粗悪品な男子をあてがわれてしまいます。「お前なんか、コイツとでもくっついとけ」って。

私はこう思い始めてから、「彼氏ほしいな」って思ったときには、まずは恋愛以外の私生活を頑張ってより良いものにしょうとしています。

「恋がしたい」と感じたときには、仕事を一生懸命に頑張って(私はそんなに仕事ができませんが、それでも私なりに一生懸命やるんです)、忙しくなって、そうするとちょっとだけ周りから褒めてもらえたり、「仕事って実は楽しいのかも」とかも思っちゃったりする。そうしてだんだん「彼氏いなくてもイケるかもよ」って思い始めたころに、素敵な人と出会ったりする。

「恋なんていつかできればいいやー」と思ったときにこそ運命の恋がふいに訪れるのは人生の不思議ですが、恋以外に夢中で人生を満喫しているときこそ、その人がもっとも魅力的に映っている瞬間でもあるわけで、そう考えれば、当然といえば当然なのかもしれません。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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