2020.05.05 更新PR

話し合い上手なカップルと長続きの特徴

これまで自分の恋愛を含めて、うまくいくカップル、うまくいかないカップルをたくさん眺めてきました。
そこで気がついたのは、仲の良いカップル、何年も一緒にいることができるカップルというのは、とにかく話し合いが上手、ということ。
みんなは、彼と話し合うのが得意ですか? 話し合いをするつもりが、いつのまにかケンカになってしまっていませんか?
だとしたら、ぜひこの記事を読み進めてみてください。きっと素敵なヒントが見つかるはずです。
どんなカップルにも、関係が良好でスムーズなときと、それから、ギクシャクしていてあまりうまくいっていないときがあります。そう、仲良しカップルでもそれは同じです。

にもかかわらず、仲良しカップルとそうでないカップルの2種類ができてしまうのは、ギクシャクしたムードを打ち破って、うまく仲良しムードに戻ることができるかどうか。結局は、そこでの立ち回りのうまさに懸かっていると思うんです。

ギクシャクしたとき、例えば、彼女が彼氏に不満があったり、浮気してるんじゃないかって疑ってたりするときには、まずふたりは話し合いを持つはずですよね。
そして、ここですんなりと問題解決をして、再び仲良しになれるのか、それとも、その話し合いがきっかけになって大炎上してしまうのか、そここそがまさに肝なんですよね。
だからこそ、話し合いが上手なカップルでいることがとても大切なんです。
だいたい、話し合いが下手なカップルっていうと、大きくふたつの原因があるもの。順番に説明していきますね。

まずは、目的をはっきりさせないで話し合ってしまうこと。

彼に知らない女子からLINEが来たのをたまたま目にしてしまって、彼女がそのことで彼と話し合おうとしたとしましょう。
このときに、「ねえ、その子誰?」と目的も言わずに問い詰めてしまうと、彼は彼女が何を求めているのか(浮気をしてないことをたしかめたいだけなのか、それとも、知らない女子とLINEしてることが許せないのか)がわからなくて、「誰でもないよ……」とかやましいことがあってそれを隠すような答えをしてしまうんです。そんな煮え切らない答えをされたら彼女も当然「何か隠してるんじゃ」と不安になって、さらに問い詰める。こうやって、話し合いの目的(アジェンダ)がはっきりしていないと、自分はただあいまいに相手を追い詰める、相手はよくわからないからとにかく逃げる、という構図になってしまいやすいのです。

ここで、話し合いが上手なカップルなら、「ねえそれ誰? 浮気相手じゃないよね?」と、(もちろん言い方はやわらかくを心がけますが)はっきりと話し合いの目的を伝えているんです。そうすれば彼も、「浮気相手じゃないよ。友達の子だよ」と、これまたはっきりと、的確に返事ができるんです。これで、終わりです。

目的をはっきりさせないと、相手が困るだけじゃなくて、自分でも自分の目的を見失って、本当は最初は「やましい関係の人かどうか」だけを確かめたかったはずが、いつのまにか、相手が女子とただLINEをしてるだけなのにそれを非難したり、中途半端な答えをしてうやむやにしようとする相手をなじったりしてしまうことにつながって、これがやがて、収拾のつかない大炎上になっていくわけです。

だからこそ、まずは目的をちゃんと伝えてから、話し合いに入ること。これはぜひ覚えておいてくださいね。
もうひとつが、話し合いをする環境です。

話し合いに慣れていなくて、すぐにお互いに感情的になってしまうようなカップルであれば、まずは家じゃなくてどこか外で話し合うことをおすすめします。
カフェやレストランで話し合いをすれば、当然周りには人がいますから、それなりに人の目を気にした話し合いになります。

別に、「周りの目を気にして付き合えよ」ということを言ってるわけじゃないのですが、「人が見てるかも、聞いてるかも」という気持ちで話し合いをするというのは、とても大切なことです。人が見てるかもしれないと思うと、当然、話し合いの目的とは関係がない悪口を相手に投げたり、話し合いじゃなくもはやただの感情のぶつけないのような、まったく建設的ではないような感情の塊を相手にぶつけたりといった、話し合いにおけるタブーのような言動をとることがなくなります。

こうすると、お互いに冷静に、話すべきことだけをたんたんと話すことができるので、話し合いのつもりが、「前から思ってたんだけどさ」と、いつのまにかお互いの過去に関して悪態をつきまくっていたみたいな話し合いの無法地帯化が防げますね。

だんだん話し合いが上手になってくれば、もちろんお家でも冷静に話し合うことができるようになりますけど、最初のうちは、お互いに話し合いのルールが体に染み付くまでは、こうやって外で落ち着いて話し合ってみることはおすすめできます。

カップルにとって話し合いは、本来ならばふたりの理解を深めて、関係を前に進めていくためのもの。そのせっかくの機会を逃して、それどころか関係を後戻りさせてしまわないように、ぜひ、上手な話し合いのできる関係性を築いてみてくださいね。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

関連記事