2018.05.09

そろそろ「彼とわかり合う」という幻想を抱くのを諦めませんか?

「彼が何を考えているのかわからない」と悩む女子たちに言っておきたいこと。

それは「どうせわかることはないから、悩むだけ無駄だよ」ということです。

怒らないで聞いて欲しいんです。

あなたが悩んでいることは、そもそも人間に対しての接し方の前提が間違っているために起こる悩みなんです。

その前提さえ取っ払えば、「彼が何を考えているかわからない」と悩むことはなくなるはずなんです。

なぜ「彼の考えていることがわからない」のか?

理由はシンプルで

1「彼が何も話してくれないから」
2「自分とは価値観が違いすぎるから」

突き詰めて行くとだいたいこの2つにしぼられます。

「口では好きというけど行動に移してくれない」とか「話しかけてもちゃんと聞いてるかわからない」などの話は、全て1の「彼が感じていることを話さない」ことから起こる悩みです。

また、「話し合いはできるけど、どうしてそんな風に考えるのか理解できない」といった場合は、2の価値観の違いによって起こされています。

ところで、この2つの理由には、彼女側のとある「期待」が隠されていることに気づきますでしょうか。

恋人に抱いてはいけない「期待」の正体とは?

1の「彼が何も話してくれない」という悩みの裏側には、「恋人なのだからもっといろんなことを共有すべきだ」という期待が隠れています。

2の「自分とは価値観が違いすぎる」という悩みの裏側には、「私の気持ちをもっと理解してほしい」という期待が隠れています。

残念ながらこの二つの「期待」、びっくりするぐらい叶わないのです。

なぜか?

これは男女問わずですが、人はひとたび「付き合う」関係になると、「恋人なんだから」という理由をこじつけて恋人にいろんなことを要求したくなります。

しかし忘れないで欲しいのは、恋人になる前は「赤の他人同士だった」というまぎれもない事実なのです。

ですから「恋人なんだから」という「期待」は、ほぼイコール「他人なんだから」に言い換えることが可能だということなのです。

そこで、前述の二つの「期待」に対して、恋人同士という前提を捨てて、他人同士という前提に置き換えてみるとどうなるでしょう?

「他人同士なのだからもっといろんなことを共有すべきだ」
「他人同士なのだからもっと私の気持ちを理解してほしい」

どうでしょうか、この「期待」成り立ちますか?無理があると思いませんか?

つまり恋人に対してもっとも抱いてはいけないのが、「私たち恋人なんだからさ、もっと〇〇しようよ」という期待なのです。

恋人と赤の他人は何が違うのか?

ここまで読まれたあなたはきっと「そんな夢も希望もないこと言わないで!」と怒られてますよね。「恋愛はそんなにドライじゃないわ!」と。

はい、実は僕もそこには大賛成なのです。決して、恋愛をドライに捉えよ、という話ではありません。

僕がお伝えしたいことは、「他人同士」という前提があるから恋愛は素晴らしいものになる、ということなのです。

他人同士なのに、人には言えないことを打ち明けられたり、
他人同士なのに、仕事をほっぽらかしてでも会いに行きたいと思ったり
他人同士なのに、この人のことをもっと知りたいと思い、
他人同士なのに、ずっと一緒にいたいと願う。

こんな「他人」が他にいますでしょうか。だから恋人は特別なのです。だからこそ忘れてはいけないのが恋人は他人なのだという前提なのです。

他人だからこそ、相手に依存してはならないし、
他人だからこそ、価値観の違いを認め合わなくてはいけないし、
他人だからこそ、相手を思いやり自分から心を開いていかなくてはいけないのです。

恋人ってそんなにめんどくさいんです。でも、そんなめんどくさいことをしてでも「一緒にいたい」と思うから好きになったってことですよね?

それぞれ違う人生を歩み、それぞれ独立した思考を持った、決して「分かり合えない」他人同士。それなのに惹かれ合う

だからこそ恋愛は楽しいのではないのですか?(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)
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