2018.06.07

「彼に言わないこと・言えないこと」があふれ出した時が別れのとき

彼に言えないこと――じつは浮気しています、とかじゃなくて、遠慮して言わないことや言えないことが既定量を超えたら、ふたりは破局します。なので、日ごろから「思ったことを適切な言葉に変換して口にする習慣」をもったほうがいいです。

■きっと来週も再来週もデートできないですよ

例えば彼が社会人で仕事が忙しいと、彼に「来週デートしようよ」と言えない、なんてことがありますよね。あるいは友だちのカップルがペアリングをつけているのを見て、「わたしたちもお揃いの指輪を買おうよ」と言いたいけど、彼の収入を想像したら言えないから言わない、とか。

彼の仕事が忙しくても「来週デートしようよ」と言ったほうがいいです、絶対に。これ、言わないままにしておくとどうなるのかといえば、きっと来週も再来週もデートできないです。
で、デートできないとあなたがモンモンとしてきて、淋しくなってきて、他の暇そうな(失礼!)男友だちと遊びに行って、で、その男友だちが優しくてマメであれば、あなたの気持ちは自然と男友だちになびくわけです。
これはもう浮気だとかなんだとか、そういう話にはならなくて「男友だちに気持ちがなびいて当然といえば当然」の話です。恋心ってそういうものだから。

■もう破局が目に見えていますよね

ペアリングも同じです。彼の収入が少なそうに思えても、「指輪買おうよ」と言うべきなんです、絶対に。で、すぐに買えなかったとしても「じゃあ指輪貯金を一緒にしよう」と言えばそれでいいじゃないですか。彼と当面の共通目標ができて、ますますラブラブになるんじゃないですか?

言わないままだと「やっぱり経済的に小回りがきく男子と付き合いたい」なんてひとりで結論を出して、付き合っている彼とちょっとずつ疎遠になって、お金を持っている男子を合コンなんかで探すようになって、もう破局が目に見えていますよね。

■淋しさが生まれる場所

全体的な話をします。

夜、ベッドに入ったら無性に淋しさを感じてどうしようもない人もいるかもしれませんね。その淋しさは、昼間、あなたが相手に言えなかったことや言わなかったことが、あなたの胸にもたらしています。

人は相手に言えないことや言わないことが増えたら、ひとりでに淋しさを抱えるようになるんですよね。つまり、彼氏に言えないことや言わないことが増えたら、ひとりで淋しくなってしまって、自分の恋愛の未来が暗いものに思えてきて、やがて破局を迎える、という結論しか待っていないんです。

■逆です

恋愛上手さんというか、人と付き合うのがうまい人って、言わないことや言えないことがほとんどないんですよね。

普通に考えたら「これは言わないほうが無難だろう」と思えるようなことであっても、うまい言い方を考えて、しれっと相手に言っちゃうんですよね。

そう!勇気があるから言えるのではなくて、「うまい言い方」を人知れず考えているから言えるんです。

好きなら「好き」と言う。会いたいのなら「会いたい」と言う。淋しかったら「淋しい」と言う。そしてこれはさらに大真面目な話ですが、彼に満たしてほしい性癖があれば、恥ずかしがらないでちゃんと「こういうプレイをしたい」と言う。これを言わない人が多いから、セックスレスに悩んでいる人が多い。

「これを言ってしまうと彼と気まずくなるかな」と思えることは言わないほうがいい――一般的にはこう言われているけれど、逆です。言わないから、気まずくなって淋しくなって破局して、破局してもなお、気まずさが残るんです。

まず言う。話はそこからです。(ひとみしょう/文筆家)

【今夜はちょっと、恋の話をしよう】
(ハウコレ編集部)

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