2018.06.11

「淋しいから誰かに恋する」から卒業できる時とは

淋しいから誰かに恋しちゃう、というのが続くと、自分が恋愛中毒者に思えてくることもありますよね。あるいは、淋しさとエッチって親戚関係にあるので、セックス中毒者に思えてくるとか、なにかとネガティブな気持ちになりがちだろうと思います。

ネガティブな恋愛をしている人を見て、「あの子はホントに下半身が…」なんて言う人もいるけれど、でも当の本人は「はやく淋しさから解放されたい」と大真面目に焦っていたりしますよね。
その焦りはどのようにすれば消えてくれるのか?について、今宵はお話したいと思います。

■理由は2つあります

20歳前後から20代後半くらいまでずっと、淋しさを起点に恋していた女子も、やがて30歳くらいで誰かと結婚して、場合によっては子供をもうけて、淋しさと無縁の生活をしていることがよくあるように、おおむね30歳くらいを境に、淋しさが全面に出ている恋をしている人って減ってくるんですよね。

その理由は2つあります。

30歳にもなれば、淋しさをそのまま表に出すのってダサいな、と思えてくる、という理由があります。これはみなさん、心配しなくてもそうなります。
歳をとることのメリットのひとつは「自分で自分のことを客観的に見られるようになる」です。だから、淋しさをわりとうまく扱えるようになります。

2つ目の理由は、淋しさに「時間がない」という気持ちが勝るのが30歳前後だ、ということです。とくに女子の場合はそう。

今の時代、「いつまでに結婚したいですか?」というアンケートをとったら、「29~30歳くらい」と答える女子が多いですよね。もちろん人によっては25歳までに結婚したいと言っている人もいれば、35歳と答える人もいるけれど、おおむね30歳前後と答える人が多い。

淋しさに足をとられていても、淋しさとは別のベクトルを人生が用意してくれて、そのベクトルにはもれなくタイムリミットがある――こう意識できた時、人は淋しさから解放されます。
タイムリミットとは、女子の場合、具体的には結婚であり出産でしょう。子供をもうけるかもうけないかはその人の自由ですが、それでも出産を人生の1つの節目として自分の人生を考える。一般的に男女差を考えた時、これも女子の特徴でしょう。

■消えてくれる淋しさ・消えてくれない淋しさ

淋しさって不思議なもので、何らかタイムリミットを伴う目標が見えてきたら、自然と消えてくれるようになっています。

それでも消えてくれない淋しさも、もちろんあります。たとえば女子で多いとされているのが、お母さんとうまくやれないゆえに生じている淋しさ、つまり母娘問題に起因する淋しさ。

これは場合によっては時間がかかるかもしれないけれど、ことあるごとに母親とうまくやっていこうと思っていれば、やがて消えることもあります。家庭によっては生涯消えないこともあります。

■他者の気持ちを心で理解するのに必要だからでしょう

でも思うんですが、あなたから見て立派そうに見えるオトナだって、淋しさを抱えていて、その淋しさを起点として恋愛していたりするんですよね。40歳になっても60歳になっても。

なので、タイムリミットが消してくれない淋しさについては、それを抱えている自分にあまりコンプレックスを感じないことです。多少の淋しさはデフォルトとして、人生の中に組み込まれているから。それはきっと、他者の気持ちを心で理解するのに必要だからでしょう。(ひとみしょう/文筆家)

【今夜はちょっと、恋の話をしよう】
(ハウコレ編集部)

関連記事