2018.06.15PR

じつは男子に「本命」「セフレ」という考え方なんてない!

好きな彼の本命の彼女になれなくて、彼とセフレの関係になっている女子から、わりとよく相談メールが届くので、今回は、男子ってぶっちゃけセフレ女子のことをどう見てるのか?についてお話したいと思います。
男子って恋愛のポケットをたくさん持っています。対して女子は恋愛のポケットを1つしか持っていません――こういう考え方を知っておくと「わたしは彼のセフレにされてしまって悲しい」という気持ちが、もしかしたら少しは消えてくれて楽になるかもしれないです。

男子って、A子ちゃんは会話が楽しいから好き、B子ちゃんとはエッチなことを心置きなく楽しめるから好き、C子ちゃんは甘えさせてくれるから好き、みたいな感じで、「それぞれにいいところを見出して」そこをこよなく愛するんですよね。

時々、女子から見たら、どう見てもヤリ●ンとしか思えない男子がいると思うけれど、そういう男子だって「エッチできれば誰でもいい」と思っているわけではないんですよね。これは女子に知っておいてもらいたいことなんですが、男子って「好きじゃない相手を前に勃たない」んです。
なので、あなたが「わたしは彼のセフレにされて悲しい」と思っていても、彼は少なくともあなたのことが好きなんです。
で、ここからが問題で、女子が「わたしは彼のセフレにされて悲しい」と思うのって、彼のことを独占できないからじゃないですか。「わたし:彼=1:1」の関係がほしくて、でもそうじゃないから「セフレで悲しい」と言いますよね。

でも男子は先に書いたように「それぞれに好き」なんですよね。つまり1:1の関係にあまりこだわっていないんですよね。でも「好き」に変わりはないんです。

もっと極端に言い切ってしまうなら、男子って「自分によくしてくれる彼女&裸になってくれる彼女」のことを「彼女」と思っているのみです。セフレとか本命の彼女という「カテゴリ」の発想がないんです。彼女は彼女なんです。男子が自分に都合のいいように恋愛を解釈しているから、そういうカテゴリ的な発想が「ない」のではなくて、そもそもそういう発想がないんです。
つまり、セフレとか本命の彼女というカテゴリって、いわば女子がつくって、女子がそれに悩んでいるという女子オリジナルのマッチポンプみたいなものなんですよね。
最後に、女子にとって救いのあるお話をするなら、男子って本命の彼女が1番でセフレが2番という発想も、あまりなかったりします。
「本命の彼女より、セフレの彼女のほうが好きだ」と思っている男子ってたくさんいます。これは平安時代から、男特有の(?)思想としてあるらしいです。
みなさんがその名前くらいは絶対に知っている『源氏物語』。この物語はなぜあんなにも長いのか?
理由はいくつもありますが、1つは男が好きな女子の順番をコロコロ変えたからです。マンガ的に端折って説明するなら、源氏物語の舞台の御屋敷(宮中)には、今でいう「愛人」を住まわせる部屋がたくさんありました。愛人1~愛人10くらいまでが同じ屋敷に住んでいたわけです。
でもお殿様は「明日から3番の子を1番にするね」なんて、しれっと言っちゃうものだから、そりゃあ物語は長くなりますよね。
今の男子も同じです。なにかの拍子に本命とセフレがコロッと入れ替わるんです。なので、セフレのあなたの未来は明るい。(ひとみしょう/文筆家)

【今夜はちょっと、恋の話をしよう】

(ハウコレ編集部)

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