2018.06.17

男子の言う「好き」は「君の秘密を知りたい」ということで

「わたしのどこが好き?」「えっと、全部」みたいな会話って、とくに付き合う前の男女ってよくしますよね。
「全部」と答えた彼に対して「全部じゃわからないから、具体的に好きなとこ10個挙げてよ」なんて彼女が言って、彼が困って黙ってしまって、彼女が「ほら、やっぱわたしの体だけが目当てで『好き』とかと言ってるんでしょ?」というオチの会話。
これって、彼は本気であなたのことが好きなんだけれど、これまた本気で10個も好きなところを思いつかない、という、男女双方にとってある種の絶望的な状況だったりもするんですよね。

■男子は超現実的なことを願って「好き」と言う

女子が言う「好き」って、たとえば「少女漫画的な」とか「お姫様的な」とか「ロマンティックな」とか「運命的な」とかという形容詞で表現できたりしますよね。
対して男子が言う「好き」は、ズバリ「君の秘密を知りたい」という意味だったりするんです。

男子でロマンティックな恋愛をことさら求めている人がいたら、そういう人を見て女子は「キモイ」とかと言いませんか?男子で「お姫様と王子様みたいな」恋愛を望んでいる人を見たら、まあそういう男子に目がハートマークになる女子もいるのかもしれないけれど、そこにあまり現実的な交際のにおいが感じられなかったりしませんか?

その理由は、男子は「好きになった女子の秘密を知りたい」という、ロマンティックとはすごく縁遠い、超現実的なことを願って「好き」と言うからなんですよね。
秘密を「これから」知りたいのが男子なのだから、付き合う前に彼女の好きなとこなんか、10個も出てこないんですよ。出てきてせいぜい2~3個がいいとこでしょう。「顔」「性格」and more。

■彼女の秘密にすごく心をやられてしまったゆえに「好き」

すごく単純な話、男子は好きになった女子に対して、まず目に見えているものの秘密を知りたいと思います。たとえばおっぱいの秘密。
そのまるくて大きなおっぱいに何が詰まっているのかな?こう思います。その秘密を知りたい」という好奇心があるんですよね。
女子のえくぼが好きな男子もいます。「えくぼの秘密を教えてあげるわ」と歌っているのは松田聖子さんですが、これって男性のファンを意識して作詞家が書いたのかもしれない。

精神的なことの秘密を知りたいとも、男子は思っています。絵に描いたようなわかりやすい例として、クラスのいいとこのお嬢みたいに見える女子のことを好きになった男子は、その女子がどんなおうちに帰って、おうちの中でどんなことをしていて、どのような両親がいて、というような彼女の秘密にすごく心をやられてしまったゆえに「好き」ということなんです。

■男子から女子を見たら、こんな感じに見えているんです

と書くと、なんだかストーカーの男子とか、変態みたいな男子しか浮かんでこない女子もいるかもしれないですねw
でも多くの男子って、こんなもんです。
好きになった女子の秘密を知りたい――この気持ちを「うまく」言葉や態度で示すことができれば、それを見た女子が「いい印象」を抱いて「ではまず友達から」みたいな関係が生まれ、「下手に」表現してしまうと「この男子キモイ」と言われ……男子から女子を見たら、こんな感じに見えているんです。

でも、よく考えて見たら(よく考えなくても)、「好き」って「その人のことを知りたい」という心の動きでもあるわけだから、男子は心の動きに正直な生き物なのかもしれないです。
ことさらかっこつけて「君のこと?知りたいけど、別に知りたくないよ」なんて斜(はす)に構えている男子より、「あなたの秘密を知りたいです」とストレートに言ってくる男子のほうが、可愛げがあって良くないですか?そうでもないですか?(ひとみしょう/文筆家)

【今夜はちょっと、恋の話をしよう】

(ハウコレ編集部)

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