2019.10.01 更新PR

「今は誰とも付き合う気がない」と言われた・・・・・・まだ可能性はある!?

好きな人に想いを伝えたら、「今は誰とも付き合う気がない」と言われたことありませんか?

「そうなんだ・・・・・・」と素直に受け止める人もいれば、「本当に!?」と疑ってしまう人もいるでしょう。では実際のところ、どうなのか? ある実話から、男性の本音と建前を紐解きます。
「今は仕事のことで頭がいっぱいだから」

ネットで知り合ったテレビ局勤務の男性(31歳)に告白したら、「今は誰とも付き合う気がない」と言われた後、こう説明されたと話すA子さん(26歳)。

実際、会えるのはいつも彼が仕事を終えた深夜。話題も仕事の話中心で、疲れた顔をしていることも多い。仕事で頭がいっぱいなのは嘘じゃなさそう、と一応は納得したのだそう。

その後も数ヶ月に一度、「仕事が落ち着いたから会わない?」とメールが来ては、深夜に会う関係が継続。「この関係って何なんだろ・・・・・・」と疑問を感じては、「でも他に女性がいるわけじゃなさそうだし」と気を取り直すのを繰り返していた、とA子さん。

セクシャルな関係は避けていた。でも好きなので結局拒めず。さらに想いがつのり、辛さも増し。「このままじゃ幸せになれない」との想いから、悩んだ末に距離を置きました。
彼に連絡するのを我慢できる程度には気持ちが落ち着いてきた、ある日。一年ぶりに彼からメールが来ました。A子さんは「自分がどう感じるか確かめたい」という思いもあり、会ってみることに。

すると、まさかの事態が勃発。デート現場に、彼の同棲相手と称する女性が乗り込んできたのです。「メールを見て、今日ここで会うことを知って。いつもの遊び相手とは違う気がした」と。

居酒屋の個室で、彼との出会いから語り始める彼女。それを本気で疎ましそうにする彼。何が起きてるんだろ・・・・・・と目の前の出来事を白昼夢のように感じながら、A子さんは「彼女は私より想いが強い」と感じ、何も言えなくなったそう。

結局、その日が彼と会った最後の日となりました。
果たして、彼は自分のことを好きだったのか、そうでもなかったのか。

同棲相手いわく、「他の遊び相手とは違う」とのこと。確かに、遊びではなかったのかもしれない。では本気だったかというと、そうとも言えない気がする、とA子さん。いくら仕事に必死だろうと悩んでいようと、それを理由に付き合えない、ということはないはずだ、と。

なぜそう感じるのかというと、その後A子さんが出会い、付き合った男性は、皆それぞれに仕事に情熱を持ち、悩む人だったから。その度合いによっては恋愛に注力できないケースもあるとしても、「結局、自分は彼にとってそこまでの相手ではなかったんだと思う」とA子さん。

付き合うということは、相手を他の誰よりも優先し、ときにはわがままに耳を傾け、他の女性とは恋仲にならないことを契約するようなもの。それでいいと思えるほどの気持ちではなかったんだ、と。
では、「今は誰とも付き合う気になれない」という言葉は嘘だったのか。

彼が同棲を始めたのは、同棲相手の話から察するに、A子さんが彼と距離を置いた後。と考えると、嘘ではなかったのかもしれない。「かといって、全ての女性に同じことを言うかといったら、そんなことはないはず」とA子さん。

「こんなに魅力的な女性とはもう出会えない、と思ったら付き合うはず。交際のデメリットを補って余りあるメリットを感じれば」。

と考えると、同棲相手に彼は魅力は感じていたということ。ただ、結局その後、浮気をしている。ということは彼女一筋でいられる心境ではなかったということ。相手の気持ちが強すぎて窮屈だったのかもしれないし、浮気がバレて相手が去るならそれはそれで、と思っていたのかもしれない。

いずれにせよ言えることは、彼は“自分から相手を切り捨てられない人”だということです。
付き合いたくはないけど去られるのは嫌、だからハッキリ振るのは嫌。そんな想いを叶えるのが「今は誰とも付き合う気になれない」という言葉。こう言えば、付き合うことも去られることも回避できます。

そこには、相手を傷つけたくない、という気持ちもあるでしょう。でも、「私だからダメってわけじゃないなら、まだ可能性はある?」と中途半端に気を持たせ、相手の年月を奪うことの方がよっぽど残酷。そして、最初に交際を断った相手に後からOKすることは、男性の場合かなり稀です。社会性や誠意など、複合的な観点から相手を選ぶことが多い女性と違い、男性は本能的な好みで選びたがる人が圧倒的に多く、それはよほどのことがない限り変化しないからです(ある意味ブレがなく、ある意味動物的)。

「彼への想いを断ち切った後、色々な男性と付き合って別れて、を繰り返す中で、『とりあえず付き合ってみる』ことすら嫌がる人が自分のパートナーになるわけない、と気付いた」とA子さん。だからこそ、自分に好意を示す(もしくは返してくれる)人を大切に思うようになったそう。今は大好きな彼と幸せに過ごしているそうですよ! (ヨダエリ/ライター)

(ハウコレ編集部)

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