2018.08.05

LINEの返信が遅い彼のホンネが明らかに

彼からのLINEの返信が遅いとか、返事が返ってきてもそっけない返事だったとか、そういうことに悲しい思いというか複雑な思いをしている女子が大勢いて、そういった人たちのもやっとした思いがネット上に「LINE問題」を流行らせて、今やその問題は定番化した感があります。

問題が定番になっているので、その答えも定番になっているものがいくつもあるわけですが、今回は定番の答えとは少しちがった視点から、LINEの返信が遅い彼のホンネに迫ってみたいと思います。

■あくまでもたとえばの話だけれど

定番の答えの中には「男子はそもそもLINEを愛のツールだと認識していない」というのがあって、これはたしかにその通りです。

これって、幼い頃から少女マンガに親しんできた女子と、そうじゃないマンガを読んできた男子のちがい、みたいなものだから、LINEを愛のツールと認識するのか、事務連絡手段と認識するのかといった違いは、いまさらどうにもならないことです。どうにかしたいのであれば、彼氏を5歳くらいに戻して、恋愛マンガをたくさん読ませて、彼の脳内を男性脳ではなく「ちょい女子寄りの中性脳」にしないと話の辻褄が合わないからね。

ほかの定番の答えに「仕事が忙しい」とか「既読スルーは文句を言われるから、LINEを読む時間ができるまであえて未読にしておく」というものがあって、まあこれらも、理解できる女子は理解できるかもしれないし、理解できない女子もいるかもしれません。

たとえば「仕事が忙しい」といえば、女子だって仕事が忙しいですよね。でも思うんですが、たとえばその女子が1日中デスクに座っていて、上司がいなくなるとスマホをいじれるような働き方で、対して彼が、1日中上司と同行営業していてスマホをいじる時間のない男子とでは、LINEにかけることのできる時間&熱量がおのずと違ってきますよね。なにも女子全員そういう仕事をしているということを言いたいわけではなくて、あくまでもたとえばの話だけれど。

■彼のLINEの返信が遅い理由、あるいはそのホンネ

彼のLINEの返信が遅い理由、あるいはそのホンネとして、彼は彼女に「物欲しそうな男」に見られることを極度に恐れている、というのがあります。

彼女から「今夜ひま?」とLINEが来たら、見栄も駆け引きもなにもなく、自然体でごく普通に友達にLINEする感覚で「うん、暇!これから一緒に飲みに行こうよ」と返事をすればいいものを、ソッコーで返信しっちゃったら「物欲しそうな男」だと思われそうだからあえて返信を遅らせる――こんなふうに考えるのも男性脳のしわざ。男子って、やっとの思いでゲットした彼女にだけは「物欲しそうな男」だと思われたくないと強く思うことがあるから。

なぜなら彼女と付き合う前の彼は、つねに物欲しそうな男だったからです。
道ですれ違った女子に振り向いては「かわいいなあ」「おっぱい大きいなあ」「したいなあ」と思っていたのが男なわけです。あなたのかっこいい彼氏だって、1度や2度、そういう経験をしてきました。1度や2度?いや、もっとでしょう。

そういう物欲しそうな気配を、やっとの思いでゲットできた彼女の前では消したいと彼は思っています。「ヤリたいだけではないのだ!君のことが好きなんだ!だから付き合っているんだ!」彼はあなたにこう主張したいと思っています。

■流麗な交際を、男子たちは「善きもの」と思っているものの

しかし残念なことに、それまでずっと物欲しそうに生きてきたので、いきなり「物欲しそうではない生き方に変えよう」と思っても、心もカラダもそう簡単には変わってくれないんですよね。

だから、LINEの返信を遅らせるという暴挙に出てしまって、そのことで彼女が悩むと、こういうことです。つまり彼の自意識過剰っぷりが、彼女を悩ませているというわけです。

好きなら好きと素直に言う、したければしたいと素直に言う――こんな川の流れのような流麗な交際を、男子たちは「善きもの」と思っていますが、そこにたどり着くことのできる男子はごく一部です。多くは「善きこと」をうまく実践できないまま、誰かとドタバタと恋愛して結婚して、やがてオトナになってゆくのです。

(ひとみしょう/文筆家)

(ハウコレ編集部)
今夜はちょっと、恋の話をしよう

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