2010.04.22

あるとうれしい「憩いの場」・・・常連になるお店の見つけ方

地元を離れての一人暮らしや、単身赴任で余儀なく知らない土地へ赴くときなど、最初は友人もいないし、学校や職場で起こった嬉しいことや嫌なことを打ち明ける相手がいなくて、ちょっと寂しいですよね。

憩いの場、“拠り所”を作っちゃいましょう。

①まず、自宅付近の定食屋に行く

“拠り所”といえば毎日の食卓、すなわち“行きつけのお店”。昼でも夜でもいいけれど、長時間過ごせることとお店の人と仲良くなることを考えると、やはり夜。

しかし夜な夜な高価な飲み屋で過ごすのは、ある程度の役職を持つ単身赴任者はともかく、学生や新入社員の場合は懐具合が寂しいので宜しくない。なので定食屋を狙いましょう。安そうな居酒屋でもいい。

あくまで個人経営の小ぢんまりしたお店がいいですね。カウンターか、その付近のテーブルにちょこんと座ってください。とりあえず、瓶ビールでしょうか。

②喋り過ぎず、でも愛想はよく

瓶ビールが来たら、「ありがとうございます、頂きます」。ここで大切なのはしょっぱなからベラベラ話しかけないこと。一見の客がやたらに流暢に喋ると、店主は警戒します。何かの営業か宗教の勧誘、ネットワーカーか、と訝ります。

逆にあまりに無言で無愛想に居座られても警戒します。店主って客の様子に意外に敏感。けっこう観察しているものです。なので、人当たりのよさと礼儀正しさだけ伝わるように、笑顔とひとことを重んじてください。

「お替わりいただけますか」「灰皿頂いていいですか」「おいしかったです」「ご馳走さまでした」 その姿勢で、最初はあまり日を空けずに通ってみましょう。

③常連さんに会釈を

何度か通ううちに、たいてい同じ時間に必ず居る常連さんがわかってきます。来た時、帰る時、軽く会釈を忘れずに。お店の居心地には、常連さんに受け入れられているかが大きく影響します。

そして常連さんというのは身内意識が高いので、耳寄りな情報も惜しみなく教えてくれるし、困った時の心強い味方になってくれます。しかし、逆に賭け事に巻き込まれたり、行きたくないイベントに誘われまくったりと、エライ目に遭わされるケースもあるので、その辺りは用心しながら仲良くなっていきましょう。

④ちょっとした差し入れを

何となく周囲が親しみを持ってくれてそうな感じになったら、実家から送られた食材や、会社の歓迎会で貰った品などのお裾分けをしてみましょう。

「1人暮らしなので食べきれないし、越したばかりで友人もいないので、よかったら召し上がってください。いつもよくして頂いてるので」 さりげに自分の状況を説明できます。

⑤さりげなく“身内感”をアピール

週に何度かコンスタントに現れることを店主も常連も認識してきた頃、「ただいま」「また明日」など“居ることが当たり前”と思わせる身内感のある言葉を使いましょう。

店主が「お帰り」と言えばもう大丈夫。たまに来ない日でも、常連たちと「今日、彼、遅いね」「いつもの彼は?」と話題に上っているはずです。

⑥2、3軒、押さえの店を確保しておく

晴れて馴染みの客となり、会社帰りに気軽に立ち寄って、すっかり顔なじみとなった常連たちと和気あいあい。楽しい話題を分かち合い、嫌なことも愚痴り合い、帰ってくることが楽しみになる“拠り所”ができました。

ここで気をつけなければいけないのが、そのお店1軒だけに絞らないこと。人は依存する生き物。あまりに密着すると、自分も、店主も、客も、知らず知らず依存します。すると互いに期待が生まれるから、義務感も生まれ、何かの拍子に束縛感や裏切られ感までもが生まれることになります。

そうならないよう適度な距離を保つために、あと2軒くらい押さえのお店を作っておきましょう。何らかの理由でメインの店に行きづらい時の逃げ場にできるし、メインの店が金輪際イヤになった場合、押さえのひとつを格上げすればいいのです。

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