2010.05.20

正しい知識でコスメを選ぼう!日焼け止め化粧品の選び方

今年は中々初夏を実感出来ませんが、例え風が強くて寒くても、太陽はもうしっかり夏位置から輝いています。ですから、紫外線対策は必要不可欠!皆さんは日焼け止め化粧品、ただなんとなく選んでいませんか? 価格を決め手にしている人も多いようですが、やはりそれだけはよろしくありません。正しい選び方をご紹介します。

2つの記号

紫外線対策として欠かせない日焼け止めコスメの数々。正しく選んで効果的に使うために、まずは2つの記号に着目してみましょう。

日焼け止め化粧品には、必ず2つの記号が記載されています。「SPF」と「PA」で始まる2つの記号です。この2つは、紫外線を防止する効果を表したそれぞれの記号ですが、皆さんはその意味をちゃんと把握していらっしゃいますか? 

それを知るだけで、選び方は変わってきます。

ステップ1、SPFとPAを知る。

「PA」は肌を焦がす紫外線UVAを防止するパワーを表した値。Protection Grade of UVAの略で、通常「PA+」、「PA++」「PA+++」の3種類があります。

一方、「SPF」は、肌に炎症を与える紫外線UVBを防止するSun Protection Factorの略で、記号ではなく数字で表されているのが特徴。これは、その成分によってかなり細かく分けられるためで、通常、最も低いのが「SPF2」、最も高いのが「SPF50」です。

ステップ2、紫外線の種類と特徴を認識しましょう。

自分がどういう状態で紫外線を浴びるのかをしっかり把握し、日焼け止め化粧品を選ぶ事で、肌への負担を軽減しながら、より良い効果を得る事が出来ます。
UVと呼ばれる紫外線にはA型・B型・C型の3種類があって、それぞれ波長の長さが違います。因みに、一番波長の長いのがUVA、一番短いのがUVCです。

UVCは地上に到達する事のない紫外線なので、宇宙旅行をしない限り予防する必要はありません。従って、UVAとUVBを防御すればいい訳ですが、この2つの紫外線は、長さが違うが故に、肌の焼き方も違います。

ステップ3、日焼けの種類を見極めよう。

UVAは料理で言えば強火の近火、あっと言う間に表面を子がしてしまいます。それに比べて、UVBは遠火の弱火、カレーなどをじっくり中まで煮込むように、肌の奥まで加熱してくれるのであります。
よく夏場ビーチやプールサイドで日に焼けると、皮膚が赤くなるじゃないですか。で、水脹れになって、それが潰れて皮が剥けて、痛くて痛くてたまらない事ありますよね。あれは、UVBが手間暇掛けて焼いてくれたからなんです。
そして、最終的には黒い肌がお目見えします。その黒い肌こそが、最初にUVAが素早く加熱した部分です。

ステップ4、とにかく綺麗に日焼けするには、UVB防止。

水辺のレジャーを楽しんだ後に襲って来る悲劇、それが日焼けによる痛みや痒み、そして汚さです。そういう下手な日焼けをしないためには、肌の内側お攻撃するUVBを押さえる必要があります。

その時目安となるのがSPFの数字で、これは、肌の中にUVBが侵入する時間をどれ位送らせられるかという目安です。
例えば、「SPF10」と表示されているものなら、10倍、「SPF20」と表示されているものなら20倍です。

ただし、UVBは、長時間浴びる事によって、悪影響が高まる紫外線ですから、短時間の外出時には、それほど気にする必要はありません。肌への負担の少ないSPF30前後位で十分だと言われています。

ステップ5、日常生活ではUVAにご用心。

ところがところが、UVAはUVBのように甘くありません。少しでも浴びれば一瞬にして肌を焦がしてくれます。美肌を黒くされたくなければ、ちょっとした外出、そう、子供の送り迎えやゴミ捨てでも、日焼け止めを塗っておく必要があります。

その際、目安となるのがPAの+記号。勿論何も塗らなければたちまち真っ黒けっけになってしまう訳ですが、「PA+」の日焼け止めを塗る事によって2倍から4倍程度、「PA++」のものを塗る事によって4倍から8倍程度、肌が色づくまでの時間を遅らせる事が出来るのです。更に「PA+++」の表示のある製品になると8倍以上もの余裕があるので、日当たりのいいお部屋でお茶を楽しむ時でも安心です。

でも、こまめに室内外を出入りする主婦やキャリアウーマンであれば、一瞬が勝負という事になりますから、+記号は2つでも大丈夫でしょうね。

アウトドアやスポーツを楽しむ時には、必ず「SPF50」で「PA+++」の日焼け止めが必要になりますが、当然肌への負担は大きくなるので、厚塗りは絶対に禁物。それより、こまめに何度も塗り直す方が、紫外線も肌へのダメージもより確実に押さえられます。
今年の夏は、正しく日焼け止めを選んで、健康的な小麦色のマーメイドになりましょう。

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