2010.05.20

中華料理ツウを気取れる中華4大料理マメ知識

目覚しい経済成長や上海万博開催などで何かと話題の中国。

中国といえば、医食同源に基づく4千年の歴史ある中華料理。栄養満点!美味しい!ご飯にもお酒にも合う!ことにこれからの季節、夏バテを吹き飛ばしてくれるスタミナ料理ですよね。
でもひと口に中華といっても地方によって特徴は様々。そこで、中華を代表する4大料理の個性を簡単にご紹介。中華を食べたい時、好みに合わせて料理を選べるのって便利です。

デートで「中華が食べたい」と言われたときに、相手の好みに合わせてお店をセレクトでき、適度にウンチクも言えて、物知りグルメさんを気取れるかもしれませんよ。


① 北京料理

中国北部の山東料理をもとに、中国全土の料理が集結してできたのが宮廷料理で有名な北京料理。その代表“北京ダック”も、実はもとは南京の料理だったとか。唐辛子や醤油を多用するので香味強く、やや辛口。

揚げ、炒め、柔らか煮、アンを絡めるものが中心で、小麦を使った餃子やパオズ(包子)などの点心類も充実です。

② 上海料理

揚子江付近の料理。古来から「魚米の郷」と呼ばれていたほど海の幸・山の幸・お米が豊富な地域です。そのため米が原料の酒や醤油、黒酢、味噌といった調味料を多用する甘辛の濃い味つけが特徴。上海蟹や小龍包も有名で、魚介類や農産物をふっくらと柔らかく煮込んだ料理も多い。

中国で最初に門戸を開いた場所なので、外国人の口にも合うように味付けが洗練されていったとか。

③ 四川料理

中国の南西、内陸部に位置する四川省。中国有数の穀倉地帯で古くから「国府の国」と呼ばれていたほど食材豊かな国。けれども、冬は日光を見ることがないほどの濃霧で寒いため、体調維持に効く中国山椒や唐辛子など中国独特の複雑な辛味を持つ料理が発展しました。麻婆豆腐や坦々麺、回鍋肉が代表的。

中華料理の真髄「漢方」、「医食同源」といった考えを最も色濃く取り入れられている料理です。

④ 広東料理

中国南西部、「食は広州にあり」と言われてきたほど食材が豊富な地域。フカヒレやツバメの巣、イセエビ、アワビなど皆が憧れる高級海鮮をはじめ、珍味や異色食材をたくさん使います。まさに「4本足のものはテーブル以外に何でも食べる」と皮肉られているほど。

素材の持ち味を活かすため、生のままや火を通しすぎない料理が主体で、その分、下ごしらえは念入りに、味つけは塩や酢を使ってあっさりと、が基本。
日本人には馴染みやすい料理です。ダイエット派にもおすすめ。

⑤ 余談ですが、回転式テーブルのルーツは!?

そこそこ値の張る中華料理屋には、必ずといっていいほど回転式のテーブルがあります。中国でも同じようなお店に出会います。でも、この回転式テーブルの発祥は、実は日本!東京のあるレストランが、客が席を立って料理を取り分けている場面を見て、座ったまま各々が全ての料理を取れるように、2重のテーブルの上だけを回す仕組を考えたのだそう。

中華料理には当たり前と思っていたシステムが、日本人の考えで世界に広まり定着したなんて、驚きです。日本人のサービス精神というか、どこまでも利便性を考えて発展させる気概に感服、です。
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