2010.05.20

脳梗塞を予防する5つの習慣

お年寄りの病気だとばかり思っていた脳梗塞。最近は30代でも起こりうる身近な恐怖になりつつあります。病因は不規則な生活や栄養過多、飲酒、喫煙、ストレス…。現代人が避けれない生活習慣が原因です。

でも、毎日ほんのちょっと意識して続けるだけで、脳梗塞を予防できる習慣があるのです。


① 朝、一気に起きない

目覚めてすぐ勢いよく起きあがると、血圧が一気に上昇します。体のメカニズムがまだ起きていないのに、血だけが一気に走りだす・・・そりゃ、血だってつまずきます。布団の中で伸びをしたり、体をゆらゆらと揺さぶってください。朝は忙しいでしょうから、30秒程度でも構いません。体と血を一緒にゆっくりと起こしてあげるのです。

② 朝、一杯の水

そして、起きたら、まずコップ1杯の水を。人は自覚症状がなくても、寝ている間に大量の汗をかいていて、起きた時はかなりの脱水状態になっています。血液はドロドロ。そのままでストレス社会に出向いて仕事なんてしたら、血液も詰まりたくなります。
夜中に失った水分をしっかり入れてあげて、新しい血液で1日を迎えましょう。

③ 温度差に注意

血管のつまりに血圧が大きく関与しますが、高血圧・低血圧とも数値だけが悪いのではありません。実は、急激で頻繁な血圧の上げ下げが最も危険。クーラーの効いた部屋から熱地獄の屋外へ出るとき。冬、暖かい部屋から冷たい浴室に入るとき。その温度差で血圧は上げ下げします。

冷房の効いたオフィスとコピー室などの出入りが頻繁なOLさん、訪問先と路上を交互に繰り返す営業マン、出前に忙しい喫茶店や定食屋のスタッフなど、激しい気温の変化に晒されやすい人は要注意。

室内では羽織りものを着たり温かいドリンクを飲む、外でも直射の当たらない場所を歩くなど、気温差に直撃されない予防策を取りましょう。常に、「さぁ、ここから気温差だぞ」と予め自分に言い聞かせてから行動するのも、大脳神経の働きにおいて効果的ですよ。

④ 間食を工夫

3時のおやつは疲れた脳にも効果的。でも、やたらに甘いものをガツガツ食べるのは脳梗塞予防にはNGです。3食きっちり食べている人は尚更。3度の食事で定期的に血糖値を上げ、活動しながら血糖値をもとに戻すというリズムを守って体が動いているので、その途中に過度な糖分を入れて余計な血糖値上昇を促すのは危険です。

野菜ジュースや低糖のヨーグルトなど糖分の少ないおやつで我慢しましょう。とはいえ、脳は甘みを感じて始めてリラックスします。最近は、糖分ゼロでも天然素材のダイエット甘味料を使った甘い食品が豊富に出回っているので、うまく活用してください。

⑤ とにかくゴロリ

時間があれば、とにかく横になりましょう。横たわると副交感神経が働き、疲労回復効果がありますが、それだけではありません。立ったままや座ったままで、重力にしたがって下半身へ降りていた血液が心臓に戻り、循環をスムーズに促します。隙を見つけたらゴロンとしましょう。

デスクワーク中心で、そんな隙がないという人は、椅子に座ったまま膝下を伸ばして、足首をグルグル回したり、両手でふくらはぎをさすり上げても同様の効果が。これは、ふくらはぎにある血液を心臓に戻す弁を刺激すると血流がスムーズになるからです。気づくと脚を触ってる、というくらいが理想。ぜひトライしてみてくださいね。

おわりに

脳梗塞を防ぐ鍵は、血液。つまり血液の流れをスムーズにして血管を詰まりにくくしていれば起こりにくい病気です。油物と糖分を減らす。便秘を改善する。きちんと湯船に浸かる。それだけでも、随分とリスクを回避できます。

体中を絶え間なく流れている血液。毎日の中で、少しでも、その存在を意識しながら生活してみてくださいね。

関連記事