2010.05.27

自分で準備!高山病にかからないために

最近ブームの山登り。頂上まで登りつめ、絶景を見下ろす爽快感、達成感は何ものにも代えられませんよね。
ただ、そんな楽しいスポーツにも、思わぬ落とし穴があります。そう、高山病です。


予防薬は必須

標高の高い場所で、酸素不足と気圧の低下が原因で起こるのが高山病。

ひどい頭痛や嫌悪感が襲い、最悪の場合、死にも至る病です。2000メートル以上の高さなら起こる可能性があります。つまり、自動車で行ける富士山の登山口ですら、かかる恐れがあるのです。
標高が高くなればなるほど、さらに危険は高まります。体力や年齢はまったく関係なく、以前はかからなかった人でも突然、発症することがあります。

てっとり早い予防策は、数日かけてゆっくり体を慣らしながら高い場所に登っていくこと。しかし、限られた日程ではなかなか難しいでしょう。医師の処方のもと、予防薬を利用することをオススメします。

水をたっぷり、服装もしっかり

高いところでは脱水症状が起こりやすいので、平地の2倍、約4リットルの水が必要です。渇きも感じにくくなっているため、意識して水を摂取することが重要です。寒さによるふるえは酸素の消費量を増やしてしまうため、温かい服装をそろえましょう。たまに見かけますが、サンダルにスリッパなんて厳禁ですよ!

マイペースで。休憩もしっかり

景色や自然、動物を愉しみながらゆっくり登ること。誰と競争しているわけでもないですからね。茶店や山小屋では必ず立ち寄り、栄養補給やトイレ休憩に務めましょう。体は思ったより疲れているものですよ。

高山病になる前には、必ず頭痛や吐き気などの体調不良の兆候があらわれます。それをおざなりにせず、警告として捉えられるかが重要です。

それでも発症したら?

それ以上登るのをやめましょう。もし症状が改善しないようでしたら、思い切って標高の低いところに早く移動すること。数百メートル下がれば、体にかかる負担は大きく減り、回復しやすくなります。

酸素ボンベは備えている?

南米やアルプスなどの海外の山に挑む人もいらっしゃるでしょう。そこで、旅行会社に一つ確認。ホテルやバスには酸素ボンベを備えているかどうかをチェックしてください。ちょっとでも体調不良を感じたら、迷わず添乗員に助けを求めましょう。

夏休みまで1カ月に迫り、もうウキウキ気分で登山の計画を立てている方もいらっしゃるのでは? 美しい思い出の1ページにするためにも、対策には万全を期しましょう。

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