2010.06.01

リーダーは月初めから引っぱれ!<朝礼のネタ>月初めに組織の長が言うべきこと

組織を生かすも殺すも、「長の意識」が大切です。

 ナポレオンが、こんな言葉を残しています。
「一頭のライオンに率いられた羊の集団は、一匹の羊に率いられたライオン百頭に勝つ」 あなたが「最強の将」たるにはどうすればいいのか、月初の朝礼における「ホシ」をお伝えします。


明確な目標・テーマを掲げる

営業職、事務・企画部門、etc……。職種や部署は違っても、月初めの朝礼は全員のモチベーションを高める上で、重要な場です。ビジネスの場はある意味戦場であり、何を持って勝利とするのか明確にしなければなりません。月末までに何を目指すのか? まずそれを全員で共有しあうことが大切です。

陰の努力を褒めてあげる

 いわゆる「ルーチンワーク」に従事している、事務担当者の方や、地味でありながらも真面目に取り組んでいる人に対して、その努力をたたえてあげてください。

 人間の筋肉には、自分の意思で動かせる腕や脚の部分、心臓のように絶えず動き続ける部分があります。外回りの人や、現場で作業に従事している人が思う存分活躍するためには、心臓の様な「着実に実務をこなしてくれる人」の協力が欠かせません。活躍が目に付きやすい人だけに注目するのではなく、絶えず目配りする姿勢。これは、全身に血を巡らせるのと同じく、組織を健全に運営する上で、必ず必要になってくる部分です。

マンネリを防ぐためには

「○○部長、また先月と同じ話をしているよ……」この様に部下に思われてしまっては、負けです。しかし、「原理原則」を繰り返し語っていくことは大切です。では、どうすればいいのか? その答えは「切り口を変えた話をする」ことにあります。以下、実例をあげてみます。

 とある冠婚葬祭の会社。営業部の役目は、いわゆる「互助会」に入会してもらい、結婚式やお葬式の際に割安で式場を利用できるというシステムの販売です。
 いかに、契約数を増やすことができるか?目的はそれしかありません。しかし、ただハッパを掛けるだけでは、皆のモチベーションは上がりません。

 先月の月初に、「訪問数は契約数に比例する」という話をした営業所長は、一ヶ月の皆の動きを注意深く見ていました。すると次のことが見えてきました。やる気のある人は、アドバイスを忠実に実行しており、受注も伸びています。しかし、そうでない人は、動いてはいるのですが、いさかか空回りの感が否めません。

《文例》
「先月、『訪問数は契約数に比例する』という話をしました。いわば、これは『足し算』といえると思います。そこで、今月はそれとあわせて『掛け算』も大切であるという話をしておきたいと思います。個人個人が努力して、実績をあげることも大事ですが、持っているノウハウや情報を共有することも、大切なことです。ミーティングの場はもちろん、普段から、お互いに声を掛け合い、それぞれの状況が見えるように努力してみて下さい」

「声は力」大声のススメ

 豊臣秀吉は、並はずれて大きい声の持ち主だったそうです。時に「大きな声」を出すことは、組織の長には必要です。これは、「大声で叱る」や「怒鳴りつける」といった部分ではありません。言うべき時には、言うべきことをはっきりした声でメッセージとして伝えることが大切ということです。

結びに

「仕事は朝が勝負」こんなことがよくいわれますが、「スタートダッシュ」は勝負事においては重要なポイントになってきます。「明確なメッセージ」を「インパクトのある声」で発することは、士気を向上させる上でとても大事なことです。
「名プレーヤー」が力を発揮するには「名監督」の力が必須です。がんばってくださいね!

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