2010.06.03

課長さん、みんなの前でカッコよく決めちゃいましょう!<朝礼のネタ>月末に組織の長が言うべきこと

 目的を持った集団においては「節目」は大切です。
「勝敗」を明らかにし、次へのステップの足がかりにする。それを可能にするためには、「明確なメッセージ」をメンバーに伝えなければなりません。以下、実戦的なノウハウをお伝えします。


「反省」が「反省」だけで終わらないよう

「会議は踊る」「小田原評定」いずれも、「ああでもない。こうでもない」と議論ばかりを繰り返し、結論が出ない様を象徴した言葉です。
「問題点を吸い上げる」これはどんなリーダーでも可能なことでしょう。大切なのは、その中から、重要なポイントを取捨選択し、わかりやすい形でメンバーに示すことです。

責めるべきは「人」ではなく「問題点」

 ホットケーキやお好み焼きを焼く時のことをイメージしてみて下さい。最初から「火力全開」で焼いてしまった場合には、表面だけが固まってしまい、中まで火が通らないことになってしまいます。
 全体の場で注意する時には、このことを想起する必要があります。つまり、厳しい話をする場合でも、やみくもに特定の人をつるし上げるようなアプローチを取ってしまうと、皆が萎縮してしまい、本当にあなたが言わんとすることが伝わらなくなってしまいます。

成長株を褒めてあげる

 これとは逆に「お手本」となる人を引き合いに出し、皆の前で褒めることは、いい結果をもたらすことが多いです。目的意識や原理原則を周知徹底することは、大変な労力や根気を必要とします。しかし、あなたの意味を汲み、結果を出している人に皆の注目を集め、学ばせるアプローチは、それを補ってあまりある物があるでしょう。自分自身の「背中」で教えることと同様に、「あなたの分身」を何人作れるかが、組織発展のカギとなります。

「時事ネタ」と会社の状況とのコントラスト

 どの様な小規模な組織といえども、社会の一構成分子であり、少なからずその影響を受けています。そういった意味において、タイムリーな「時事ネタ」を今、あなたの組織が置かれている状況と絡めて、わかりやすく語っていくことが必要です。普段は地に足をつけて努力する事が大切ですが、時には鳥が上空から下界を眺めるようなスタンスで、大局観にたって物事を見ることも大事なことです。月末の朝礼はそういった意味で、いいタイミングといえるでしょう。

結びに

 人間の体も、一番小さい構成分子である細胞から、頭や手足、全身に至るまでそれぞれに重要な意味を持っています。
 時間の流れもそれと同じく、その時々における適切なメッセージの発信を、なおざりにしてはいけません。朝礼における周知徹底は人間の体に血液を流れ通わせるのと似ています。ビジョンや目標、実務上の注意事項を、適切なタイミングで発していくことは、組織の長の重要な責務です。
「いつも新鮮な切り口で、大事なことを繰り返し語っていく」この意識で、がんばってみて下さい!

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