2013.10.01

実は逆効果!?お腹の張りを引き起こしてしまう食物繊維とは?


便秘に悩んでいる女子って、本当に多いですよね。不要なものをいつまでも身体に留めてしまう便秘は、太りやすくなってしまうだけでなく、肌荒れやプチうつの原因にもなってしまいます。なにより、ぽっこりお腹がかっこ悪いですよね。そして、そんな便秘を解消するために、「お野菜を積極的に摂る」という方も多いのではないでしょうか?
でも、「毎日お野菜を摂っているのに全然効果がない!」という方…、もしかすると良かれと思って食べていたその野菜が便秘の原因かも知れません!

食物繊維とは

食物繊維は、第6の栄養素として注目されている栄養素で、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」に分けられます。いずれも、腸内で発酵・分解されて善玉菌を増やしたり、腸のぜん動運動を高めるなど、腸内環境を改善する働きがあります。

不溶性食物繊維の働き

おから・大豆などの豆類・ゴボウ・オクラ・きのこ類などに多く含まれるのが不溶性食物繊維です。保水性に優れているため、腸内で水分を含むと数十倍に膨らみ、腸のぜん動運動を高めます。

しかし、不溶性食物繊維には腸内細菌では分解できないものが多く含まれるため、ガスを発生させます。そのため、便秘にならないように…と不溶性食物繊維の多い野菜などを多く摂りすぎると、便秘の解消どころか腸内で大量のガスが発生してしまい、お腹が張って辛い…という事態になってしまいます。

水溶性食物繊維の働き

リンゴ・ミカンなどの果物・玉ねぎ・山芋・海藻・大麦などに多く含まれるのが水溶性食物繊維です。水に溶けて便を柔らかい状態に保ち、有害物質を吸着して体外に排出するデトックス効果、善玉菌のエサとなって腸内環境を改善する効果があります。

また、血糖値の上昇を穏やかにする効果やコレステロールの吸収を抑える効果もあり、ダイエットにも効果的です。

ぽっこりお腹解消のために食べるべきなのは?

お腹が張って辛い…という方におススメなのは、水溶性食物繊維を多く含む食べ物です。野菜というよりは、昆布やモズク、山芋などのネバネバトロトロ系の食べ物に多く含まれています。大麦(オートミール)にも水溶性食物繊維が多く含まれていますから、朝食に便利ですね!
特に女性に多い「過敏性腸症候群」と呼ばれる下痢と便秘を繰り返すタイプの便秘の方は、腸の力が弱っています。不溶性食物繊維は消化に負担がかかるだけでなく、消化されない繊維が腸壁を傷つける恐れがあるため、おススメできません。水に溶けて腸に優しい水溶性食物繊維を多く摂るように心がけましょう!

おわりに

いかがでしたか?良かれと思って食べていた野菜が、実は辛い便秘とぽっこりお腹の原因だった、という方もいらっしゃるのでは?
不溶性、水溶性、どの食べ物に多いか覚えるのが面倒!という方は、「糸状でボツボツ、ザラザラした食感があるものが不溶性食物繊維」、「食べた時に繊維っぽさがなく、ネバネバ、トロトロした食感のあるものが水溶性食物繊維」と覚えると良いですよ。

これからは、ネバネバトロトロ系の水溶性食物繊維を意識して、ぽっこりお腹を解消させて下さいね!

(岩田麻奈未/ハウコレ)
Image courtesy of  Ohmega1982/ FreeDigitalPhotos.net

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